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気になった記事メモ:2020年1月

ウェブ記事をコメント付きでクリップしていきます。

※随時、更新予定です。

気軽な感じで読み始めたら、首肯できるところだらけでピックアップするところが大量になってしまいました。

前編も、この対談のきっかけとなった本『オタク経済圏創世記』も、改めてしっかり読んでみたい。

おそらく実態は、海外に「届けた」のではなく「届いてしまった」ということなのだろうと思います。アニメ業界の方たち自身が積極的に海外市場を意識して作品を作って発信することでグローバル化したというよりはむしろ、海外で草の根的に生まれた日本アニメのファンの側がアニメを海外各国に「引っ張りこんだ」ことでグローバル化したということなんだろうと思います。
「バブル」がアニメ作品の海外への浸透に本当につながっているのかという点が気になります。
アニメが視聴者集めのための単なる「調達」になってしまっているのではないか
グローバル配信プラットフォーマ―からすると、日本のアニメ産業は世界各地に存在する「クリエイティブ油田」の1つに過ぎないのではないか
「油田」にストローを刺してクリエイティブを吸い上げてそれをネタにお金儲けができさえすれば世界中どこの「油田」でもいいわけで、日本アニメでなければならない必然性はとても弱いのではないでしょうか。
日本のアニメ産業が全体として彼らの「下請け」のようになってしまっているように見えます。
アニメを産業として見たり、アニメの経営面にアプローチするような研究者は残念ながら海外ではほぼ見たことがないですね。海外における日本アニメの研究は映像テクスト分析が主流で、映画論や文学からアニメ研究に入るケースが多いように思います。研究者のキャリアバックグランドという観点から見ても、実務を経験したうえでハードコアな研究者になったというケースはあまりないのではないでしょうか。

マンガの海外展開にも、非常に似たものを感じます。
コンテンツの海外展開に対して、我々ももっと危機感がないといけないと思います。


講談社さんのライブエンターテイメントビルには、すごく期待していたので、ちょっと残念。

こんな魅力的なパートナーと組むんですよ!
とアピールしたい気持ちはとっても良くわかるのですが、
ここで講談社の役割って何?
と感じてしまう。

多少外すことは覚悟のうえで、講談社の社員自らが、ライブのプロデュースをがっつり手掛けていかないと、
出版社が自社で持った意義が薄れてしまうと思います。


「いいもの」=「高級なもの」ではなく、その製作プロセスや技術的背景も含めた物語りが見えるものを指します。

同感です。

そうした「物語が見えるもの」は、まだまだたくさんの開拓余地があると思います。


また気になる記事があれば、追加していきます。

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