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サウナ勤務のススメ

新型コロナウイルスの流行に伴ってリモートワークが俄に話題になっているので、 #リモートオフィス のタグを付けて投稿しよう。みたいなキャンペーンをnoteがやっているようです。

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世界三大リモートワークといえば、在宅ワーク、カフェワーク、そしてサウナワークなのはご存知のとおりですが、その実「サウナワーク」の実態についてはあまり知られていないようなので、この機会にまとめていきたいと思います。

ちなみに私はサウナー歴8年、サウナ頻度週1回で、サウナ・スパ健康アドバイザー資格持ちの中堅サウナーです。あとこれは会社の人には絶対秘密なのですが、だいたい隔週でサウナ勤務キメてます。

この記事によってサウナワーカーが増えてサウナが混むのは正直嫌なので、あんまり読んでほしくないのですが、まぁどうせそんなにバズらないと思うので書いてみます。

※ ちなみに新型コロナウイルス対策としての在宅勤務は人と会わないことがポイントかと思うので、ここに書いてあるサウナ勤務は新型コロナウイルスの流行がおさまってから行うことを推奨します。念のため。

事前準備

いくら「サウナ勤務」が魅力的だからといって、何も考えずにサウナに向かってはいけません。サウナ勤務の効果を最大限に引き出すためには、準備が必要です。準備はたったひとつ、サウナ勤務に適した仕事を用意することです。

サウナ勤務に適した仕事とは、集中力を要して、ひとりで出来て、アイデアが必要で、半日程度で完結する仕事です。サウナ勤務のメリットを最大限活かすことができる仕事がこれらの仕事になります。サウナ勤務のメリットについては後ほど。
例えば企画書の作成とかプレゼン資料の作成とかそういうのが向いています。機材的にノートPCがタブレットで間に合うのであれば、かんたんなコーディングやデザイン作業もいいかもしれません。

ひとつ注意点として、サウナ勤務は打ち合わせがひとつもない日に行うようにしてください。サウナ施設内に気兼ねなくリモートミーティングできる場所が無い場合が多いため、サウナ勤務は打ち合わせには向いていません。そしてなにより、サウナ勤務日は事前に用意した重要な仕事を終えることを唯一最大の目標として過ごしましょう。選択と集中です。エッセンシャル思考です。

私の場合、普段仕事をしていて「これはサウナ向きだぞ!」という仕事が生まれたらサウナ勤務日を設定、全力で予定を調整するという流れでサウナ勤務を実現しています。

さて、ではなぜ人類はそこまでしてサウナ勤務をするのでしょうか。
サウナ勤務のメリットを見ていきましょう。

メリット

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サウナ勤務のメリットは大きく3つ。アイデアが浮かぶこと集中して結果が出せること、そしてモチベーションが上がることです。

アイデアが浮かぶ - サウナに入るとものすごく頭がリフレッシュされます。サウナでなぜリフレッシュできるのか?みたいな話題は別の機会に譲りますが、とにかく頭がスッキリします。みなさんご存知の通り、アイデアというものは椅子に座って悩んでいるときに出るものではなく、こういう瞬間に出てきます。サウナ大使としてマンガ「サ道」でも有名タナカカツキ先生も、「サウナにはアイデアが眠っている」と仰っています。
悩んでいることがある場合は、サウナに入れば絶対に答えが見つかると信じてサウナに入りましょう。大事なのは信じる心です。きっと答えにたどり着くことができるでしょう。

集中して結果が出せる - サウナ勤務は、サウナに入る時間がある分通常勤務と比べて作業時間が短くなります。さらに、「正直、サウナ行って仕事の結果ださなかったらただのサウナ休暇になってしまうので、何がなんでも仕事の結果ださないといけない」というプレッシャーがあります。この時間が短いのにプレッシャーが大きい、というのが、かつて無い集中状態を生み出します。これにより、普段の何倍もの力を発揮することができるのです。
また話しかけてくる同僚もおらず、たいてい必要最低限のデバイスしか持っていないため、サウナ勤務中は集中しやすい環境になりがちというのもあります。実際経験上、他の場所で仕事をするのに比べて仕事効率はかなり上がります。

モチベーションが上がる - これは言うまでもなく「この仕事が終わったらサウナに入れる」というご褒美によるものです。逆に言えば仕事が終わらなくてサウナに入れず、という悲劇もありうるので、普段と比べて真剣度は桁違いです。だってサウナ入れなかったら「カフェで仕事していればよかった…」ってなるわけですからね。

このようなメリットを活かすことで、サウナでは普段に比べて、短時間で質の高い仕事を行うことができます。

デメリット

ないです。

強いて言えば仕事をしないといけないのでサウナを全力で楽しめないことです。ほんとは仕事せずにサウナだけ楽しみたいんです。

サウナ勤務の一日

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さて、サウナ勤務の一日はどんな感じなのでしょうか。私のオススメする過ごし方を紹介します。

サウナオープンまで - 最近は24時間営業のサウナも増えてきましたが、やはり清掃の時間などもあるため、11時ごろオープンのサウナが多いかと思います。朝9時ごろから働き始めるとしたら、11時までの2時間は素直にカフェなどで仕事しましょう。
その間に、メールの返信など雑多な仕事を終わらせて、サウナでは予定した重要な仕事をすることに専念できるようにしましょう。また、サウナについたらすぐに一度サウナに入るので、そのときに考えて置きたい、答えを出したい問題を洗い出しておくのも有益です。あらかじめ考えるテーマを決めておかないと、せっかくサウナに入ってもアイデアは出てこないですからね。

サウナオープン直後 - サウナオープンしたら、すぐにサウナに入りましょう。オープン直後はどこも空いていて最高です。サウナの入り方は書き出すと長いので別の機会に。だいたい3セット回して出ます。

昼飯 - 12時くらいになりますので、サウナ飯の時間です。オロポなんかがあれば最高です。あんまり食べると眠くなるので腹八分目で。

昼食後 - ここからしばらくは仕事です。あらかじめ決めておいた仕事に没頭しましょう。これが終わるまではサウナにも入りません。黙々とがんばります。ただし、どうしてもアイデアが出てこない…という場合はサウナに入ってもOKです。これはアイデアが出る確率を上げる一方、貴重なサウナ勤務日の時間を消費する諸刃の剣なので、使いどころに気をつけましょう。

仕事後 - 夕方頃を目標に仕事を終えて、サウナ2周めに入ります。仕事終わってるので開放感がたまりません。正直このサウナのためにサウナ勤務しているようなものです。全てから開放されて真のととのいにたどり着きましょう。

おすすめのサウナ(東京編)

今更ですが、そもそもサウナにあまり行かない人は「サウナ勤務?サウナのなかで仕事するの???」みたいな疑問をいだいているのではないのでしょうか。実は、最近のサウナはコワーキングスペースがついているところがあり、一日がっつり仕事ができるようになっているところがあるのです。その中でも、東京でおすすめできるサウナをいくつか紹介したいと思います。

らくスパ1010神田

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昨年一番サウナ勤務したサウナ。淡路町にあります。比較的新しく、純粋なサウナとしてはそれほど充実したものではないのですが、まるで予備校の自習室のようなコワーキングスペースはかなり集中できて良いです。銭湯なので値段もお手頃。詳しくは銭湯神ヨッピーさんの記事を参照。

かるまる

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昨年12月にオープンした新サウナ。サウナが4つ、水風呂が4つという頭のおかしいセッティングで、純粋にサウナ施設としても超優れています。コワーキングスペースも充実しており、コワーキングスペースとして用意されている部屋以外の休憩場所などでも作業ができる環境が整っているのが特徴。
ただし、平日でも午後はかなり込み合うので、早めにいって作業を開始しないと作業場所難民になること必至です。男性限定施設なので注意。
こちらも詳しくはヨッピーさんの記事を見てみてください。

両国湯屋江戸遊

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実はここで仕事をしたことはないのですが、元々湯船だったところを改良してつくったコワーキングスペースはかなり広く開放的で、またサウナを改築してつくった会議室なんかもあり、とても仕事はしやすそうです。岩盤浴なんかもある本格的な温浴施設なので、夜までゆっくりできそうな日なんかはおすすめ。

(おまけ)Spa LaQua

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私のホームサウナ。あらゆる意味で都内最強の温浴施設です。コワーキングスペースは無いのですが、机と椅子がいたるところにあるので、作業はできます。以前はあまり見かけなかったPC広げて作業している人も、最近はちらほら見かけるようになりました。
がっつり数時間仕事をするというよりも、休日にちょっとだけ仕事のアイデアを練りたいときなんかにおすすめです。

最後に

サウナ勤務、本当に良い仕事ができるのでおすすめです。僕もだいたいサウナ行っていない日は惰性で仕事してて、本当に価値のある仕事ができているのはサウナにいるときだけです。弊社長はオフィスにサウナつくってください。頼みます。

あと、ここまで書いたけど正直サウナが混むのはやめてほしいのでやっぱりみなさんは適当にスタバとかで仕事しててください。

おしまい。

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