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ポジティブな自己破壊がピラティスの醍醐味

こんにちは。

大学入学してしばらく経った頃の昔話なんですけど。
友人と大学生活はどう?って話をしていたら、
「昼休みはトイレで一人で弁当食ってる」とさらっと衝撃発言。
周りと話が合わないから会話がだるいみたいなこと言ってたと思うんですけど、それ聞いた私は
「まぢ鬼!うける!ぎゃはは」てな感じで終話。
大して盛り上がったわけでもないのに、春がくると思い出してしまうこの話。

ちょっとだけ気持ちがわかるような時期が私にもかつてありまして。
あいつ何言ってるかわかんない!気が合わない!面白くない!ばーかばーか!一人でいた方がましだわ!
みたいなつんつんガールをしていた時がありました(笑)

ピラティスのレッスンでも
「あの人の言ってる意味わかんないから、もうレッスン受けない」
みたいな(笑) ほんと可愛くない。
だけど、
当時に見たもの聞いたものを、今になって改めて咀嚼してみると
当時とは全く違う受け止め方になっているってこと、多々あります。
人は変化するから、やっぱりその時にしかできない受け止め方があっていいんだと思います。
つんつん万歳(笑)



お客さんをみていても、反応は様々で面白いんです。
真剣な人ほど
意味わかんないです、みたいな頑な人もいるし
自分はできてますけど何か?みたいないつも他人事な人もいるし
周りはできてるのに自分だけできないしんどい、みたいな落ち込みがちな人もいる。
本人たちはそんなこと一言も言ってないんですけど(笑)
でも、身体の動きがそう言ってるように見える。

だけど、何かのきっかけで、これらの受け止め方が変わることがある。
ずっと拒絶していたものが自分事として受け入れられるタイミングみたいのがある。
それはとてもポジティブな自己破壊。
「あれ、できてると思ってたけど全然違った!」
「あれ、できないと思ってたけどできた!」
みたいなポジティブな自己破壊は、人生に活力を与えてくれるエネルギーになる気がするんです。
だから、居心地よくて気持ちいいレッスンよりも、
最近は刺激があってチャレンジのあるレッスンがしたいと思うようになりました。


受け止め方が変わる、この転換は
ピラティスの得意な部分ではあるけれど、それプラスで色んな経験や、どれだけの感情に触れてきたかが恐らく重要で。どんな人たちと出会ったか、ともいえるかもしれません。
だからそれを、私一人でお手伝いすることは到底できないと思っているんですけど。
それでも、どれだけ幅広く相手のストーリーを想像できるか?理解できるか?みたいなところは、ピラティスの醍醐味をお伝えするうえでものすごく大事なんじゃないかと思うんです。

どう生きてきたか、何をみてきたか、何を考えてきたか
みたいなことから生まれる深みって素敵。
この深み、きっと生きた年数に必ずしも比例するものではないから
ちょっぴり焦る。
気長に歩んでいきます~

今日も全てに感謝です♡

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