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『イノレバカ』 ゴツプロ

2023年9月9日(土)14時
@本多劇場
¥7,500

初めましての団体さん。
那須凛ちゃんが出ているので観たい、けど最近散財しすぎ・・・知らん団体だし・・・と逡巡していたところ、おっかーさん(ラクダに乗った王子こと岡田達也)が日記で凛ちゃんを絶賛していたので「これは観るしかない!」と行ってきた次第。
田中真弓さんも出てるし、脚本は『カゾクマン』の田村孝裕さんだし、おっかーさんが観に行くのは当然か~~

イントロダクション

都心からそう遠くはない、知る人ぞ知るお寺。
その境内。
ここの住職の説法が有名で、かつては人で溢れかえり、住職を慕って出家した者たちが今では僧侶となり、この寺で働いている。
元反社、元実業家、元ミュージシャン、元ホームレス・・・・・・
皆一度は地獄を見たが、今ではその個性を失うことなく、生き生きと暮らしている。
彼らが企画した修行体験や断食イベントも人気で人に感謝される人生を送っていた。
何もかも住職のおかげだ。

その住職が、ボケてしまった。

公式サイトより

うむうむ、面白かった!
ちょいと登場人物が多すぎる様な・・・あっちこっち話を膨らませすぎでゴチャついた観があったけど(アタシの頭がポンコツなせいかも)、でもやっぱ観てよかったですハイ。
何といっても田中さんの住職が、柔和でお茶目であたたかくって最高。胸にひびく説法はさすがベテラン声優。ってーか、レジェンド声優!
マイ母もけっこうな苦労人だったので、ふと重ねてしまった。母が他界してもうすぐ4年、住職の息子の「もっと話せばよかった」というのは心から頷いてしまった。

いろんなキャラクターが現れて、トラブルてんこもりでてんやわんや。いっぱい笑ってドキドキハラハラして、僧侶’sが反社集団をやっつけてスッキリ! ラストに皆で読経するシーンは圧巻~~

お目当ての凛ちゃんも良かったし(大酒呑みの接客できないキャバ嬢役)、アフタートークも楽しんだし、満足してロビーに出たらそこは、役者さん達とお客さん達で大賑わいの大面会会場と化していた・・・。
凛ちゃんもいたので遠目に眺めつつ(この文章でちゃん付けしてるけど知り合いではないので・・・)劇場を後にした。
観客は知り合いとか身内が多い公演だったようだ。小劇場のこういう感じ、久しぶりだなあ。純粋なる客であり、ぼっち観劇なのってこういうとき疎外感よな。ま、慣れてるけど。

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