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町田直隆バンド 『道程』

2022年4月16日(土)
19:00開演
@吉祥寺曼荼羅
¥3000(D代)

めちゃくちゃ久しぶりの、町田直隆バンド! しかも夜ハ短シとの2マン、という訳でウキウキ出張ってきた。吉祥寺もなかなかに久しい。
木戸銭などいくらか気にしてなかったので、千円札5枚掴んで受付に行ったら三千円です、と聞いて驚愕した。やっっす!!!
ドリンク代は一律ではないので、ハイネケンの缶(¥600)をチョイス。

さて先攻が夜ハ短シ。
なんだか山口さん、帰還兵みたいだなあ。渋い。演奏に入る前に、まっちーこと町田直隆とのやりとりについて訥々と語るが、最後に「とにかく、・・・好きです!」と高らかに宣言した。愛だ。
歌はもちろん絶品。ああ、この声よ。

つい先日まで、吉祥寺UP LINKで上映されていた映画に夜ハ短シの曲が使われていたそう。その情報をちゃんと確認していなかったんだけど、キャストに瓜生和成さんとあって「わー、見たかった!」と思ったときには遅かった。期間限定の単館上映で、この先見る機会はなかなか無さそうなのだ。残念・・・
作品紹介には母親が余命宣告を受けた青年の話とあり、相当切なそうだ。映画館で聴く山口さんの歌声は沁みるだろうな。

私の母が癌で亡くなったのが二年前。映画の主人公と違ってアタシはすでに良い年だし母も七十代、身構えたほどには悲しみや辛さもなかったけれど、映画は観たら泣くかもね。母が入院している時にも町田バンドと夜ハ短シの対バンがあったな・・・と思い出し、だんだんと思索の海に潜っていく。うす昏い水の中、揺蕩うような気持ちでライブを見て(聴いて)いた。不思議な気分だった。

後攻、町田直隆バンド!!
まっちーの現場はいつぶりだろう。1月のmoke(2)以来かな。とにかくバンド好きなので、めちゃくちゃ楽しみだったんだよおーー!
アクト前、いかに「進くんを愛している」かを熱く語る町田直隆。「一緒のお墓に入りたいほど大好き」なんだそう。もー、相思相愛かよ! こっちはニヤニヤが止まらないぜ。

まっちーがつくるのはどの曲もどこか淋しげで、そのブルーさがエモくて好きだ。ガーッと疾走感のある曲も、しっとりした曲も。
まっちーの声も、仲道くんのうつくしいギターも、アキトくんのぶりぶりベースとペンくんのドカドカドラムも、ぜんぶぜんぶ、さいっこう!
激しい曲で拳をぶん回し、飛び跳ねて踊ってすっごく気持ちよかったあ。(ペンくんの仲間由紀恵度、若干復活してた)

本当に楽しかった。汗もかいたし、ココロのデトックスもしたなー。
翌日は日曜だけど出勤なので、早々にお暇して帰路の電車内で反芻反芻。もぐもぐ。
来年もまた対バンしようって言ってたけど、もっとまめにやってくれてもいいんだよ?
そしてほっくんが復活して、moke(s)再開してくれたら万々歳なんだけどなあ!

【追記】
山口さんがイベントタイトルを「どうてい」と言ったら、客席からまっちーが「みちのり!」と訂正を入れるという件り。
男子としてちょっと恥ずかしい言葉の響き・・・過去一くらいで恥ずかしいです、と述べる山口さんが可愛らしかったですね・・・。
でも大丈夫、間違いじゃないよ! とゆーか「どうてい」って読む方が一般的だよ! 胸を張って~~ww

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