朝のドラマを見続けるのが苦手な理由
いわゆる「朝ドラ」、NHKの連続テレビ小説を録画して夫と観ています。
なぜ録画かというと、夫の出勤時間が朝ドラの放送時間より早いからです。大阪制作の番組だけ観ているのは、好きな劇団の俳優さんたちが出演されることが多いからです。
とはいえ、この録画を観るのが気が重い。
ドラマを観ること自体は好きなのですが、連続ドラマを見続けるのが苦手です。
特に朝ドラ。
15分ずつ毎日あるのがしんどい。
かといって、録画で一気に1週間分観るのもしんどい。
今期の「ブギウギ」はヒロインのキャラもよくて惹き込まれるのですが、それでもしんどいのはなぜかと思っていました。次どうなるの楽しみ!という感情にならない。
ふいに気がつきました。
感情のアップダウンが、しんどい。
ドラマですから1話15分の間に必ず事件なり、感情の衝突などがある訳です。
面白ければ面白いほど、入り込んで感情が振り回される。
解決が次回に持ち越されたら振り回された感情がその次回まで落ち着かない。
そんなん毎日耐えられん。
なるだけ穏やかに暮らしたい。
2時間サスペンスドラマは大丈夫なんです。
一時期は月曜日から土曜日まで放送されていましたよね。
あれこそ人が亡くなるので心穏やかでないられないようなものですが、感情を丹念に描くというものではないからか大丈夫だったんでしょう。
慣れもありますが毎日観てました。
朝ドラは多くが女性の生涯を描ききるもので、大正、昭和、平成、どの年代を生きる女性の人生にも大きな波風が吹き荒れるわけですからそりゃもう辛い展開があって当たり前。
それがもう耐えられない。
つまりは、「入り込みすぎるからしんどい」のです。
こればっかりはもうどうしようもない。
録画も観て消さないとハードディスクの残量がなくなってしまうので定期的にまとめてみる訳ですがそれはそれで感情のアップダウンが短時間に何回もあるということで。
チャンネル権が夫にある時間は致し方ないです。
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