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ポリーマグー

こんばんは、はしもとです。気がつけば12月だ。会社の先輩に理不尽な理由で怒られて心が病みかけています。冬は心が弱くなるからやめて欲しいな。

社会って理不尽なことばかりですね。
ただでさえたくさん仕事を抱えてるのに、雑用を押し付けてきた挙句仕事が進んでいないって言われてもね。忙しすぎますよ、僕は新人ですよ?

ちなみに心を亡くすって書いて忙しいって読むんだよ。まったくその通りでこの漢字を作った昔の人は感受性が豊かなんだろうな。
まあつまらない大人たちのことは置いておいて、僕がこの1ヶ月少しの間に出会った素晴らしい経験について書きたい。

1つ目は新宿二丁目のゲイバーで出会ったヨッシー。本名はどうやら金子って言うらしい。
僕はこの前人生で初めて新宿二丁目のゲイバーに行ったんだよ。その時に店員さんとしてお話してくれたのがヨッシー。みんなゲイとかオカマとか聞くとマツコ・デラックスやナジャ・グランディーバみたいな人を想像すると思うけど、ヨッシーは普通のおじさんって感じの人。初めて出会った時はミニスカポリスのコスプレをしていたけれど。
ヨッシーは平日は新橋のサラリーマンをしているらしい。
なんでも話してしまうような空気感がとても気に入ってしまって、この前も行ってしまった。とても優しくてヨッシーと話していると自分の考えてることとか今の悩みとかが本当にちっぽけなもののように思えてくる。
ちなみにヨッシー、ゲイバーで働いているのに月イチで女の子を抱いているらしい。50代なのに元気だな。

僕はこのヨッシーをとても尊敬している。何故かというと、自分が選択しないであろう、いや選択出来ないであろう生き方を選択しているから。おじさんになってから家族と別れて東京に出てきてゲイバーで働く人生なんて自分の頭の片隅に存在すらしていなかったから。そしてそんな人と知り合えるなんてついこの前の僕は想像すら出来ていなかっただろう。そうした生き方をしつつ笑顔で話してくれるあの優しさを僕は尊敬しているのです。


2つ目は新宿ゴールデン街での出来事。たまたま入った10席くらいしかない小さい昔ながらの店でのこと。ちなみにそのお店はよく芸能人とか有名人とかも来店するらしい。
その小さな店で色々な出会いがあった。一緒にラジオの話や音楽の話で盛り上がってた隣の席のお客さんがNHKのディレクターだったり。SONGSのディレクターをしているらしい。自分がただ生きているだけだと、そんな人達とまず出会えない。そんな人達がどういう風に生きてきたのかとか、どんな経験をしてきたのかっていう話を聞くだけで、なんで今僕はこんなにつまらないことに時間を費やしているのだろうかと悲しくなる。

残念ながら自由に自分の時間を使うことの出来る期間は限られているのです。身体もいつまで自由に動くかどうかも分からないし。そんな貴重な時間をただ生きるためだけのつまらない作業に奪われているのが勿体ないしただただ悲しい。
こういう話をその店のママにしたら、あなたは若いんだからまだまだなんだって出来るんだよと言われた。

話せば長くなるからここでは書かないけど、このママも色々な経験をしてきているのです。そんな人になんだって出来ると言われたら、なんだか僕もやらないといけないような気がしてくるものなのです。

他人がしている経験の話を聞いてるだけで終わらせるのじゃなくて、そうした経験ができるようにやはり自分のやり続けたいものを見つけてその世界に早く飛び込まなくてはいけないと思う。
人生は1回きりなので。



今日のおやすみソング


P.S 社会人になった今、この曲がとても心に染みます。今の自分何やってんだろなって気持ち、みんな持ってるんだなあって思えるので。



はしもと

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