コロナで心を病まないために

コロナで自粛が続く中、感染リスク以上に高まっているのが、心の病

コロナ自粛が他の問題よりも深く心に影響を与える一番の理由は

「オンライン」時間が長くなること

机や椅子に座ったまま、オンラインでひたすらPCやスマホを眺めていることは、心身にとっては悪影響ばかりで、会社に行っていた頃よりも疲労が積み重なっている人も多いと思います。

テレワークは万能ではないし、テレワークが全てではないはずなのに、テレワーク最高という風潮になることで、通勤電車ではなくテレワークで、心が押しつぶされる人も多くなるでしょう。

コロナ感染のリスクから避けるには、今は自宅待機するのが一番なのだと思いますが、だからといって、オンラインに常にログインしている生活は、健康な心身を保つには不適切であることを自覚して、積極的にオフラインを中心の生活にしましょう。

そして、今はオンラインでの人間関係を増やさないこと。

オフラインよりも簡単に繋がるオンラインは、無責任な言葉がたくさん増えます。簡単に繋がるということは、簡単に切れるということ。

オンラインが増える時は、あえてオンライン上での人間関係を増やさない、ということも、心の健康には有益です。

オンラインは簡単に人の生活のごく一部を垣間見ることができます。

不安が渦巻く時は、人は自分よりも不幸な人を見つけて安心したり、自分よりも幸せそうな人への憎しみが生まれがちです。

そんなことをしても一瞬の安堵感しか生み出しません。

そして、そんなことを繰り返していると、人の不幸ばかりを求めるようになります。

そもそも、人はオンライン上にごく一部の情報しか載せません。そのごく一部の情報を元に、自分の気持ちをアップダウンさせることは何一つ良い結果がありません。

普段は心身ともに強い人であっても、この状況はじわじわと心を蝕んでいきます。

最近、不安が増している、気持ちが沈みがちだ、他人が気になる、

そんな時は、まずはオンラインから離れて

オンラインは不況や不安な情勢の中では、薬以上に毒になります。

18時以降は一切のオンラインを絶って、お風呂にゆっくり入ったり、美味しいものを食べたり、視覚以外の五感を使って好きなことを味わう時間にしてください。