日記 西の大地からでんでられんけん
関西圏に行ってきた。いま、新幹線の中でこれを書いている。公開する時は全然違うことをしているかもしれない。
特に何もせず、古本屋で「ファイアーエムブレム 覚醒」を買ったことしか覚えていない。はるか昔にDLCとか買ってた気がするが、もう何も買えない。
シミュレーションゲーム、マジで苦手だな。敵が何考えて動くのかさっぱりわからないので。でもサーリャが好きだからサーリャのためだけに買った。根暗オカルトマニア陰湿美少女からしか得られない栄養がある。キモオタとしてはそういう根暗なキャラの胸を豊満にしない方がうれしい。盛るな。削ぎ落とせ。スレンダーでいてくれ。
あと関西圏で起きた出来事といえば、創ルトちゃんにデンリュウのぬいぐるみをもらったことだろうか。「もふぐっどぬいぐるみ」という、プライズ商品(クレーンゲームとかの景品)のシリーズらしい。でかい。かわいい。
デンリュウ、最近長崎を宣伝するポケモンに就任しましたね。着ぐるみが丸すぎて、元のスレンダーな姿を忘れそうになる。かわいい。もちもちなポケモンはかわいい。
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創ルトちゃんとファミレスで一緒にご飯を食べたりしながら、私は「知らん他人と喋る」「他者に自分の存在を認知される」という現象を恐れている、という話をしていた。だって人と喋るの怖いもん。無理だもん。バイトの面接とか団体行動とか少人数でのグループワークとか絶っっっっっ体に無理だ。今は人と喋らなくても生きていける状態なので、そこの筋肉を削り落とす力が働いているのかもしれない。でも鍛えようとは思わない。
自分がサーバーの管理者じゃないDiscordで誰かにメッセージ飛ばすのも無理。絵文字送るのも無理。Twitter(エックス!!)も全部鍵垢にして、ほとんどの場合ログアウトしている。たまにログインしてはつまんない発言を書き込み、発狂しそうになりながら全部消してログアウトする。Instagramやmisskeyもログアウトしてからまったく動かしていない。
noteというサービスは、他者の反応をちょうどよく無視できるから良いのかもしれないな。
いっそ個人ブログを開設してブロガーになろうかな。なれるわけないけど。実を言うとおれのパソコンはズタボロで、iPad(2018年製)の方が性能が良いのだ。
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絵や小説をどこかに上げてどこかの誰かに褒めてもらおう、という感情が根こそぎなくなってしまった。ので、なにも生産していない。おかげでskebも閉じっぱなしだ。今のところ開ける予定ないけど。
UTAU音源を作ったり曲のカバーを作ろうとしたりしているが、ニコニコ動画が使えないので動画が投稿できないし、歌声とインストを上手く混ぜるソフトがないのでやる気が空中分解しているのだ。と思いながら調べてみると、iPad純正アプリのGarageBandでもミックス作業ができるらしい。次から試してみよう。こういうのはポジティブな積み重ねが大事だからね。
とはいえ、そろそろ何か小説でも書こうかと思ってはいるのだ。私自身の視点が変わってしまっただけで小説を投稿できるサービスの方は何も変わっちゃいないので、今まで通りに過ごしてもいいはずなのである。
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NHKのラジオ番組で、アナウンサーの方が朗読する江戸川乱歩の「人間椅子」がすごい!という話を聞いて早速それを聞いてみたのだが、とてもよかった。おすすめです。アナウンサーの朗読って凄いんだな。声がとても聞き取りやすく、その上文字に感情が載っているようで、さながら物語の登場人物の独白をそのまま聞いているようだった。1000億点。
そして「人間椅子」という小説自体の内容も想像していたものよりけっこうえげつなく、キモくて好きだった。
自分の外見を「醜い」と言い切って、心の中が歪なまま屈折し、倒錯しきった椅子職人という男の感情が揺れ動いていくのが良い。もしかしたら椅子職人は(ネタバレ)かもしれないけど、私は彼が本当に(ネタバレ)のだと信じている。
人間椅子朗読、2025年3月31まで配信してるらしいです。おすすめです。
今日はこの辺にしましょうかね。読んでくれてありがとう。
さようなら。
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