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2024/9/19 開催メモ/対話ネームをどう付ける?


「ゆる哲学カフェ たかおDEたいわ」とは?

なんとなく気になることを入口に、正解のないテーマについて、参加者同士で考え合い、語り合う対話イベントです。 初めての方も気軽にご参加いただける、ちょっとゆるめの哲学カフェです。

開催メモ

日時: 2024年9月19日(木)am10:00~12:00
会場: Gallery TAKAO(東京都豊島区雑司が谷1-52-1)
参加者:7名

一人ひとりの「気になること」から生まれた問いの一部はこちら。

  • 生きた証をどう表現したいか?

  • いかに自分のことが分かっていないか?

  • 大人にとって友だちとは何だろう?

  • 自分の生き方を人にどう理解してもらうのか?

  • 自分がやりたいことをできているか?

※ 上記は対話の場と文脈の中で生まれたものです。これらをもとに特定の解釈やご判断はお控えください。

【ご参考】
ザックリとしたイベントの進め方や会場の様子は、第一回の開催メモをご覧ください。


何となく気になることを入口に、生まれた問いを対話で深める。そこからさらに問いが生まれる。帰り道では、何となく気になることが増えていたり、思いがけないアレとコレとの繋がりが見えてきたりするかもしれません。

対話を終えて

安心してお話ししていただくために、公開するのは「問い」のみに留め、それ以外の対話内容については一切公開していません。

かといって、何も書かないのも物足りない。ということで、何となく頭に浮かんだことをポツポツ書いてみます。


対話ネームをどうつける?

「ゆる哲学カフェ たかおDEたいわ」は、日頃の立場や役割を一旦横において、本音で語り合おうというもの。まず自分に「対話ネーム」を付けるところから始まる。

では、対話ネームをどう付けるか?
お人によってはだいぶ悩まれる。

約束は「苗字以外で」の一つだけ。
そして叶うことなら「ご自身の心に名付けるつもりで」と案内している。本音で語り合おうとするのなら、その本音に直接呼びかけてはどうか。ということで、自身の本音、つまり心に名前をつける。
苗字はとかく社会的な立場や役割を背負いがち。「苗字以外で」の約束はここからきている。

ここで大事なのが、「呼ばれたい名前」ではないこと。

あくまでも、自分が自分の心に名前を付ける。

そうやって付けた対話ネームを用い、自分で自分に問いかける。そして自分で自分の声に耳を傾ける。そのための対話ネームだ。

私たちは日頃、立場や役割をつつがなく演じて責任を果たしている。大切なことだ。それで世の中が回っているという側面もある。

しかしここに重きを置きすぎてしまうと、自分で自分の本音が見えなくなってしまう。行き過ぎれば、立場や役割こそが自分自身の本質であるかのように思い込みかねない。
これが意外にも容易にハマり込むもので、そのうえ一度ハマったらなかなか抜けられない。アリ地獄みたいなところがあると感じている。
あ、もちろんこれは自省を込めて。

そこで、対話に参加した時だけでも、自分の心に名前を付けてみてはどうだろう。
名付けることは、存在を認めること。だからこそ、その存在の声に耳を傾けることに繫がる。

そんなキッカケづくりとしての対話ネームと考えている。

ゆる哲(←先日、参加された方が呼んでくれた略称です。)に参加した時だけでなく、自身を振り返ってみたいときにも、時に私は自分の対話ネームを考えることがある。

私にとっての対話ネームは、自分で自分と対話するために付けるものなのかもしれない。


相も変わらず、とりとめもなく書きました。読んでくださってありがとうございます。

今日のところはこの辺で。またお会いしましょう。


何となく気になることを入口に、生まれた問いを対話で深める。そこからさらに問いが生まれる。帰り道では、何となく気になることが増えていたり、思いがけないアレとコレとの繋がりが見えてきたりするかもしれません。


次回のご案内

毎月第3木曜日に開催しています。お時間とご興味がありましたら、気軽にお申込みください。

ゆる哲学カフェたかおDEたいわ
日時: 2024年10月17日(木)am10:00~12:00
会場: Gallery TAKAO(東京都豊島区雑司が谷1-52-1)
参加費:各回 500円
定員: 8名程度

哲学の知識や経験は不要です。持ち物は、あなたの中の好奇心。気軽にご参加ください。

【詳細ページ】お問合せ・お申込みはこちら。

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