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初めて見たダストシュートにビックリした日

みゆです。

今日は小学校の時の思い出話を書きたいと思います。

私が通っていた小学校は2年ごとにクラス替えがあるのですが、5・6年生の時に同じクラスになったHさんの話です。

Hさんは、背が高くお勉強もできてスポーツもできる、そして何だかゴージャスな雰囲気のある女の子でした。おまけに少し天然パーマっぽくて、まるで「エースをねらえ!」のお蝶夫人のようです。クラスメイトや先生からも一目置かれる、そんな女の子でした。

私とは仲良しグループが違っていたのでそこまで親しかった訳ではありませんでしたが、ある時なぜかお家に遊びに行く事になったのです。

Hさんのお家は小学校からも近い大きな洋風のきれいな家です。その家は私が通っていた習字教室のそばにあるので知っていたけど、そこがHさんのお家だったなんて。一緒に誘われた子とピンポンを押すと出て来てくれたHさん。あぁ、ステキ。憧れます、ほんとに。

Hさんのお部屋は2階にあって、日当たりの良い広めのお部屋です。おしゃべりをしたり、おやつを頂いたり。そして、リカちゃんで遊んだのですが。すごいんです。リカちゃんも、リカちゃんの家族も揃っているし、お洋服も一杯。リカちゃんハウスだっていくつもあるんです。もちろん、楽しく遊びました。Hさんは意外と気さくな子で、本当に楽しかったです。

そして、タイトルのダストシュートです。

遊んでいるうちに出たごみを捨てようとゴミ箱の場所を聞いたところ、「そこから捨てていいよ。」と壁についている扉の様な所を指差します。え?どういう事?と思っていたら、Hさんはその扉を開けてごみをポイーです。なんでも、そこから投入したごみはどこかに自動で集められるんだとか。はぁ、なんかすごいカルチャーショックです。私も結構長い事生きてきたけれど、ダストシュートを見たのは(しかも一般家庭で!)あの時だけです。見たのは、せいぜいエアーシューターくらいなものです。

それからHさんのお家には2回くらいお邪魔させてもらいました。でも、どうしてお家に遊びに行ったのか思い出せません。Hさんの仲良しグループの誰かと私がたまたま仲が良かったからかなと思います。

そして、6年生の2学期の終業式の日です。なんとHさんからクラス全員でのクリスマス会のお誘いを受けたのです。さすがに全員は集まらなかったけれど、40人いるうちの半分ちょっとは参加していたんじゃないかと思います。そんな大人数がはいるHさんのお家のリビング。子供が好きそうな食事やおやつが用意されていて、いつもは無い華やかな集まりにとても胸が躍りました。そして、たくさんのフルーツが入った使ったフルーツパンチを初めていただきました。そんなオシャレなもの、初めてです。ちょっと大人になったみたいでおいしかったなぁ。

遅めの開始だったので、お開きの頃には5時を過ぎていたからもう暗くなっていて。家の近い者同士、男の子も交えて帰りましょう!という事になりました。私と一緒に帰ったのは、そこまで仲がいい子ではなかったけれど。さっきまでの楽しい時間を共有していたからか、おしゃべりしながらそれなりに楽しく帰りました。

どうせクリスマス会をするのなら、呼ばれる子と呼ばれない子が出ない様に全員呼びましょうとなったのでしょうけど、今考えると凄い事ですよね。広いリビングはもちろんの事、食事や飲み物の用意に子供が大勢集まる騒がしさなどなど・・・。何人かを呼ぶお誕生会とは訳が違います。Hさんのご家族の方も準備や当日の切り盛りなど大変だった事と思います。子供の私達は楽しいばかりだったけれど、大人になった今あの時の事を思うと・・・。

中学校に入ると、Hさんとは同じクラスにはなる事も無く、話す事も無かったけれど、今でもお家に遊びに行った事はとても楽しく素敵な思い出です。




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