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大高輝美さんのマスコットで手芸の基礎は学んだ件

みゆです。

私は色々な事にすぐ興味を持ちます。そして、割とすぐに始めてしまいます。けれど、しばらく経つと飽きてしまうものも多いです。道具を揃えて満足しちゃうとかね。そんな中、小学生の頃から今まで中断した期間はありつつも続けてきた趣味は手芸と読書です。今日はそんな手芸の話を書こうかなと思います。

手芸、今風に言えばハンドメイドですね。私は、ハンドメイドというのは何だか気恥ずかしい気がするのです。いやいや、そんなオシャレな物、作ってないし・・・(>_<)と思います。やっぱり、手芸という方が落ち着くかもしれません。

私の母は、昔のお母さんがそうだったように子供たちの服を作ったり編んだりする人でした。母が言うには「昔は作らないと無かったからねー」とのことです。幼い頃の写真には母が作った服を着た私が写っています。

私は小さい頃から母の裁縫箱の中のコンソメの空き容器に入っていたボタンで遊ぶのが大好きでした。空き容器は2つあって、どちらにもぎっしりと色々な大きさ、色形のボタンが入っていました。とてもきれいで、まるで宝石のようでした。今の私はボンヌママンのジャムの瓶にボタンを入れて使っています。

あれは小学5年生の頃だったでしょうか。学校で買った裁縫道具を持っていたからそうだと思います。なぜか、突然「大高輝美さんのマスコット」ブームが起こったのです。これは、たぶん全国的な話だと思っています。

まずは、クラスの中でお姉ちゃんがいる子が「お姉ちゃんと作った」と言ってマスコットを学校に持ってきたのです。小さくてかわいいマスコット。こんなのが自分で作れるなんて!

その子から聞いた話では、大高輝美さんという人の本に作り方は載っていて、材料はフェルトという布、刺繍糸、綿という事でした。とてもかわいいマスコットを私もぜひ作りたいと思いました。

それからしばらくして、私は母と街まで買い物に行きました。街に行くと、いつも本を買ってもらっていました。その時も買ってもらえたので、もちろん大高輝美さんの本を買ってもらったのでした。

初めての本は、たしか「てるみのおみせやさん」だったと思います。八百屋さんや果物屋さんなどをモチーフにしたかわいいマスコットが一杯です。何回も本を見て、作りたい物を考えました。

幸い、近くの駄菓子屋さん兼文房具屋さんにはブームを見越してフェルトや刺繍糸も置いてありました。お小遣いを持って材料を買いに行きました。メモを見ながら買い物を済ませて、早速取り掛かりました。

型紙を写して、布を切って。刺繍糸を針に通すのに苦戦したり。

照美さんのマスコットはふちをブランケットステッチでかがるのですが、初めて聞く言葉に???縫い方は丁寧に解説されているので、本の通りに縫っていきます。何とか縫って、綿を詰めて完成です。

何を作ったのかは覚えていません(T_T)

でも、なかなかうまくできた記憶はあります。こんなかわいい物が自分で作れるのか!と気を良くした私は、その本から色々作り、何冊か買ってもらった本からも作りました。

輝美さんのマスコット作りでは、本当に手芸の基礎を教わりました。

マスコットの作り方

縫い方

刺繍の仕方

などなど☆

今でも一杯役に立っています。

それから手芸が大好きになり、他の作者さんのお人形を作ったり、編み物したり、自分の袋物を作ったり、色々楽しみました。

後は学研から隔月で出ていた「手芸フレンド ピチ」も買っていましたねー。ちなみに「料理フレンド メル」という雑誌もあって、そちらもたまに買っていました。

ピチでは、輝美さんの作品もたまに掲載されていましたっけ。この雑誌もかわいくて、作りやすい物がたくさん掲載されていました。私は必修クラブが家庭科クラブだったんですけど、ピチから作っている子はたくさんいました。

途中、手芸をしなくなった時期もありましたけど、今でも物を作る事は大好きです。そのきっかけを作ってくれた大高輝美さんには本当に感謝の気持ちで一杯なのです。大高輝美さんの本が復刻された際にはもちろん購入しました。あの頃のまんまで、本当に懐かしくて胸が一杯になりました。今度、何十年振りかで作ってみようかな。うまく作れるかな?


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