私が体験した心霊体験レポート【実家編】

こんにちは。
中学生のとき、霊感について相談した際、妄想・幻覚の症状を疑われて、スクールカウンセラーから「統合失調症」と診断されたみゅうと申します。

とんだとばっちりだ。

おかげで自身が体験した心霊体験について人に話せなくなりました。
話せないだけで、様々なことに巻き込まれていたので、せっかくなので面白がって読んでくれる人がいると信じてまとめてみようと思います。

今回は実家編です。

1.覗き魔の幽霊

実家のお風呂場は、鏡の前に座ると出入口のすりガラスのドアが少しだけ見える。

ある時髪を洗い終えて、パッと鏡を見たとき、

黒い影がドアの向こう側からこちらを覗いていた。

真っ黒で何も見えない。でも人型であるのはわかる。
真っ直ぐ立っているのではなく、壁の中から斜めに生えているような形でこちらを覗いていた。

黒すぎて目も鼻も口も分からなかったが、何故か目が合った気がして、「っっあっ！」っと声を出した途端、

壁に吸い込まれるように消えていった。

それ以降、勝手にお湯を出してシャワーを浴びたり、
1週間に1回は壁から生えて覗くようになった。

でも浴び終われば水は止めてくれるし、
目が合えば「やべっ！！」って感じで引っ込む。

死んでもなお裸体に興味があるのかな…
そう思うと不憫に思い、害はなかった為、うら若き当時10代の私の裸でいいなら、と、提供してあげることにした。

壁に向かって話しかけたりしたけど、答えてはくれず。
いつも会えるのは、鏡越しに見える影だけだった。

たぶん男だろうと、シャドーくんと名前をつけたけど、だんだんと裸体に興味が無くなったのか、見えなくなってしまった。

2.幽体離脱体験

魂は本当にあるのだ、と確信したのがこの体験。
(イラストで見ると可愛くなっちゃうけど)

友達とLINEで会話している途中、とんでもない眠気に襲われた。
目がまったく開けられなくなり、そのままの状態で眠りに落ちた。

次の瞬間、私は自室の壁から突き抜けた状態で、隣接した廊下側に横たわっていた。

下半身が完全に壁の中にある。
目の前には、自室に向かって大きな影がゆっくり歩いて吸い込まれていくのが見えた。

その瞬間、ものすごい力で自室の壁に引き寄せられ、

私は宙に浮いていた。

下を見ると、スマホのLINEの個人チャットの画面をつけたまま横たわっている自分が見えた。

そこで初めて「自分が浮いている」「私がもう一人いる」事に自覚した瞬間、横たわっている自分を型どるように身体に吸い込まれ、目が覚めた。

恐ろしかったのは、宙から見下ろしていた自分とスマホの画面がまったく同じ状態で目が覚めたこと。

トーク画面を見ると、直前に送ったメッセージから5分ほどしか時間が進んでいないことを知った。

明らかに夢ではなかった。

人間には魂が宿っていると信じるしか無くなった瞬間だったと思う。

3.寝言アプリに録音された幽霊

寝言を録音してくれるアプリが流行った。
音を感知すると録音し、記録してくれるアプリである。
面白半分でダウンロードし、さっそく使ってみることにした。

翌朝、5件ほど録音されていて、
「パキパキ音」「唸り声」「苦しんでいる声」が録音されていた。

「パキパキ音」は、足音のように一定の間隔で鳴っていた。

「唸り声」は、明らかに自分ではない誰かが、言葉にするには難しい言語でうーうー唸っていた。

「苦しんでいる声」は、私が助けを乞うような声と唸り声が録音されていた。

思ってたのと違うんだけど。

こんな感じの録音が2日に1回のペースで録音されるため、寝言アプリは消去した。

知らない方が幸せなことがあることを知った。

4.ギョロ目の幽霊

突然何かに揺さぶられるようにして起きた。
瞬間、痛いほどの耳鳴りと金縛りが襲ってくる。

これは余談なのだが、私は幽霊が近くにいると耳鳴りがするのですぐわかる。
霊感がある人にはあるあるなのだろうか。

これはやばい！と悪寒がして、目をぎゅっと瞑った。
しかし、暗闇しか見えない視界に、何かが蠢いている。

瞬間、目玉が見えた。

おかしい、目をつぶっているのに目が見える。
しかもその目は、両目でギョロギョロ何かを探していた。

目をつぶっているのに目が見えては、｢目を合わせない｣のは到底無理な話だった。

何秒、何分、わからない。
目が消えるまで、私はそのギョロ目を見続けなければならなかった。

瞬間、パッと目は消え、耳元で
「うううううううううううううううううう」
とかなり大きな声で唸り声をあげられ、それから先のことは覚えていない。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。
時期としては、中学生〜高校生くらいでした。
耳鳴りはかなりの頻度で起こり、耳鼻科に行っても「異常なし」と診断されるため、かなり困っていたのを覚えています。

「木目が目に見えたりするよね」と言われたことがありました。
そんな見間違えるとかいうレベルでは無いのですが、霊感が全くない人にとっては信じられない体験なのだと思います。

知って欲しいのは、幽霊はいること。
そして、霊感がある人もいることです。

もしも真剣に相談されることがあれば、茶化すのはやめた方がいいと思います。

次は上京した大学生の今についてまとめたいと思います。

ではまた。