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#3|子ども相手だからこそ「ダメな理由の説明に手を抜かない」努力

子育ては日に何度も「~しちゃダメ!」と口にします。「~しないで!」というバリエーションもありますが、まあ言いたいことは同じです。

さて「ダメ」と禁止した行動がどうしてダメなのか。子供にきちんと説明できているかなと自分を振り返ることにします。

「危険なことに対してダメ」は、理由を伝えやすいですね。

駐車場で急に走り出しちゃダメ!
 ⇒車に轢かれる危険があるから。

自転車はヘルメットをかぶらないとダメ!
 ⇒転んだ時に頭を打つかもしれないから。

横断歩道は左右確認しないとダメ!
 ⇒急に車が来るかもしれないから。

「危険」に関するダメは、
理由を理解してもらうこと自体が本当に大事です。
だから誰もが子供にしっかり伝えます。

ではそれ以外の「ダメ」はどうだろう…?

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「危険」以外に対するダメは理由説明をサボりがち

マナー違反。
あるいは「親の都合による『ダメ』」。

日常ではこちらの方が登場頻度は多いと思います。

特に「親の都合によるダメ」は頻度多いと思うんですよね、私も書いていて胸がチクチクします。

「親の都合によるダメ」は、
大人が目の前の子供の状況から、さらに先に思考を発展させるために登場することが多いと思っています。

 ✔ 子どもがこんな振る舞いをしていたら、どうみられるかな
 ✔ こんなことしたら服が汚れて、洗濯ものが増えるな
 ✔ 今夜はやることが多いから、寄り道しないで早く帰りたいな

…とか。やっぱり耳が痛い。

こうした「親の心の中の会話」が外に出ることはありません。そんなことを考えているなんて、周りにも子供にも悟られたくないですもの!

だから理由説明を端折り、「ダメ」の一点張りでその場をやりすごそうとすることが良くあります。

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ダメな理由を言語化し、説明する。
その手間を面倒がらずに行いたい。

こうした頻繁に起きるケースについて、「ダメ」とするかどうかの判断は親次第。

ただ、子供に本当にやめてほしければ、きちんと理由を伝える説明責任は果たした方がいいと思っています。

どうしてダメなのか?理由が理解できなければ、子供も合点がいかないからです。

概して。
危険要因以外の「ダメ」は、ダメな理由を整理するのは面倒な作業です。

だって自分の都合だったりしますもの。

さらに面倒なのは、子ども相手はより丁寧さが必要だということ。前提から説明しないといけないことも多いですし、大人には当たり前に通じる論理が通じない生き物ですから。

だから親である私自ら、面倒がらずに理由を伝え、合意形成に手間暇をかける姿勢を見せ続けたいと思っています。

私の姿勢が、子供にコミュニケーションのあり方を目の前で見せ続けることにつながると信じて。


それでも。
なかなか寝ない子供には「寝なさい!」と一喝してしまいますけどね。

今日はそんなところです。

一緒に楽しみながら高め合える方と沢山繋がりたいと思っています!もしよろしければ感想をコメントしていただけると、とっても嬉しいです。それだけで十分です!コメントには必ずお返事します。