新人看護師必見!申し送りの苦手意識をなくすための方法5選
新人の看護師だった時の私は、日勤帯から夜勤帯、もしくは夜勤帯から日勤帯への申し送りの時間が、苦痛で仕方ありませんでした。
先輩看護師からの質問や厳しい指摘など、勤務の中で最も緊張し、苦手な時間でした。
そんな私でしたが、申し送りの苦手を克服した方法について、申し送りの概要も含めてお話していきます。
申し送りについて
最初に、申し送りの概要について、見ていきましょう。
申し送りとは
申し送りは、交代制勤務の際、患者・入居者の容体や発見事項、指示などの情報を後任の看護師に伝えることいいます。
申し送りと引き継ぎの違い
「申し送り」と「引き継ぎ」は、混同しやすい用語ですが、意味が異なります。
引き継ぎとは、退職や異動により前任者がやっていた仕事を代わりに後任者が行うことを指します。
申し送りの目的
目的は「患者さんのために、より良い看護を継続的に提供すること」です。
申し送りは、患者の様子や医師からの指示・必要な処置などを、正確に情報を伝え、スタッフ間の共有する場となります。
申し送りを効率よく行うコツ5選
申し送りの苦手を克服するために、効率よく行うコツについて5つお話していきます。
①患者さんの知りたい情報を明確にする
自分が勤務をしていない時に、知りたい患者さんの情報を明確にしましょう。
患者さんの様子の変化や医師からの指示内容など、自分が知りたい情報を相手に伝えると分かりやすいです。
②伝える内容を明確にする
申し送りで伝える内容は、自分のメモに記載しましょう。
メモに記載すると、申し送りで伝える内容が明確になります。
自分のメモを見ながら申し送りをするので、情報の伝達不足を防止できます。
③最初に結論を伝える
申し送りを受ける側は、経過よりも結論の情報が知りたいことが多いです。
そのため、結論を最初に話しましょう。
➃先輩看護師の申し送りを参考にする
分かりやすく申し送りをしている先輩看護師を参考にするのも、ひとつの方法です。
「何を重点的に話しているのか」「聞いていて分かりやすいと感じた部分はどこか」など、今の自分に足りないのは何か考えてみましょう。
⑤先輩看護師からの指摘を前向きに捉える
申し送りに対する質問や厳しい指摘は、心が折れそうになることもあると思います。
まずは、発想を転換しましょう。
申し送りで不足している情報があると、質問や指摘が入ります。先輩看護師が知りたい情報の伝達不足があったため、質問や指摘があったと思うことが大切です。
そして、次回の申し送りから気を付けることを意識付けしましょう。
最後に
新人看護師にとって申し送りは、とても苦痛だと思います。
しかし、コツを掴むと苦手意識を克服できます。
苦手意識を克服するためには、申し送りの経験を積むことです。
めげずに頑張って、申し送りのコツを掴みましょう。
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