派遣看護師とはどんな働き方?メリットやデメリットも踏まえて解説します!
みなさんは「派遣看護師」という働き方がご存知でしょうか?
派遣看護師とは、派遣会社と直接雇用契約を結んで業務を行う看護師です。
派遣看護師はどのような働き方をしているのかを知るために、働く場所からメリット・デメリットや注意点、向いている人について紹介していきます。
派遣看護師とは
派遣看護師とは、派遣会社と雇用契約を結び、業務を行う看護師のことを指します。派遣会社は、派遣看護師の給料の支払いや社会保険などの手続きを行います。
派遣看護師の働き方は3つあり「登録型派遣」「常用型派遣」「紹介予定派遣型」です。それぞれ説明していきます。
登録型派遣
登録型派遣は、派遣会社からお仕事を案内されて契約を結び、決められた期間のみ就労をする雇用形態です。
特徴は、フルタイム・単発・短期・時短勤務などの働き方をすることが可能なため、自分のライフスタイルに合わせて就労できます。
常用型派遣
常用型派遣とは、派遣社員の社員として常時雇用され、派遣先の病院などで就労をする雇用形態です。
派遣社員の社員なので、派遣先での雇用期間が満了しても雇用関係は継続され、給料の支払いがあるのが特徴です。
紹介型派遣
紹介型派遣とは、派遣先の企業で半年以内に契約社員や正社員などの直接雇用に切り替えることを前提とした雇用形態です。
必ず直接雇用をするわけではなく、派遣先の様子を確認してから決断することもできます。
派遣される場所
派遣先は、下記のような場所です。
・病院、クリニック
・介護施設(デイサービス・老人ホーム・特養など)
・放課後デイサービス、健診、保健所、巡回入浴
・一般企業 ・小学校、保育園、看護実習
・ツアーナース(修学旅行など)、イベントの救護
業務の内容は、派遣先の正社員やパートなどの看護師とほとんど変わりません。
派遣看護師のメリット
下記の4点のメリットがあります。
残業が少ない
時給は高い傾向
自分の条件や希望に合わせて働きやすい
困った時は紹介会社に相談するとサポートしてもらえる
派遣看護師のデメリット
下記の4点のデメリットがあります。
求人倍率が高め
ボーナスの支給がない
同じ職場で働き続けることができない
同じ勤務先で働き続けても昇給は望めない
派遣看護師の注意点
下記のような注意点があります。
派遣会社は、給料の支払いと社会保険の手続きはしますが、税金の手続きはしません。確定申告をして、自分で納税を行う必要があります。
基本的に、派遣先の指示に従って業務を行います。採血の使用物品は、翼状針の場合もあれば、ストレート針のこともあります。血圧の測定基準値は、派遣先によって異なるので、確認してから行いましょう。
業務の内容は、採血や血圧測定などの健診の介助、入浴介助や入浴後の軟膏処置など、単調なことが多いです。そのため、スキルアップにつながることは少ないです。
派遣看護師に向いている人
派遣看護師のメリットやデメリット、注意点などを踏まえて、下記のような方が派遣看護師に向いているのではないでしょうか?
色んな場所で働きたい
自分のライフスタイルに合わせて働きたい
パートやアルバイトより好待遇で働きたい
さいごに
派遣看護師について、紹介していきました。派遣看護師は、看護師の働き方のひとつです。もし興味のある方は、派遣看護師として働いてみるのもいかがでしょうか?
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