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【株式会社TAM×株式会社tetemarche】Instagramマーケティングセミナーへ参加してきた!

こんにちは。みゆまるです。

このnoteではビジネス以外のトピックスを多く配信しているような気もするのですが、私は4月からコンテンツマーケティングの会社でWebメディアの運営に携わっている、

いわば「新卒Webマーケーター」なのです!(ビシっ)

といってもまだまだヒヨコマーケター🐤なので、自分の勉強のためにも、積極的に社外のセミナーや勉強会に参加しようと思っている今日この頃です。

(うちの会社は、業務時間に勉強会に積極的に参加させてくれる環境なので、ありがたや〜。)


そんな私が、先日参加してきた「株式会社TAM」様と「株式会社tetemarche」様が合同開催されたInstagramマーケティングセミナーで得たナレッジを、今回はブログ形式でお伝えできればと思っています!

▼本日の目次
1. Instagramビジネスの可能性は無限大!
2. Instagramマーケの戦略ポイントとよりユーザー目線のアカウント設計
3. ストーリー設計のあるInstagramキャンペーン


1. Instagramビジネスの可能性は無限大!

まずは、InstagramというSNSについて、軽〜くおさらいしましょう。

一般的に、Instagramといえば昨年の流行語大賞にもなった「インスタ映え」という言葉にもある通り、ユーザーが日々撮ったおしゃれで華やかな写真を投稿するSNSです。

Instagramが公式に発表した情報によると、2018年6月時点のユーザー数や投稿数は以下の通りです。

月間アクティブユーザー:8億人以上
デイリーアクティブユーザー:5億人以上
1日に投稿されるストーリーズ:3億以上
国内月間アクティブユーザー:2,000万人

急成長を遂げるInstagramですが、中でもMAU(月間アクティブユーザー)数の多さは最大の特徴とも言えるのではないでしょうか。

2016年8月にリリースされた「ストーリー機能」によって、投稿ハードルが下がったことや、2017年12月にハッシュタグがフォローできるようになったことで、Google検索のように話題のアイテムを検索するようになったことなど、「ユーザーが世界観を作っていくSNS」として多くのユーザーの日常に欠かせない存在となっています。

2018年6月には、日本でもショッピング機能が実装されたのも記憶に新しいですね!

引用:

https://blog.comnico.jp/we-love-social/sns-users?bitly_hash=xvweuJ9Bei 

そんな私がInstagramを始めたのは、iPhoneデビューとほぼ同時の2012年11月でした!

アメリカで語学研修に行ったこともあり、周りよりはデビューが早かったように思いますが、あれよあれよという間に、アカウント持ってる子が増えましたね~。

昔のアイコンはこんな感じでした!懐かしい。

少々脱線しましたが(すみません)、Instagramでは日々様々な新機能や新たなトレンドが生まれていて、マーケティングとしての可能性も無限大なのです。


2. Instagramマーケの戦略ポイントとよりユーザー目線のアカウント設計

ここから本題に入りましょう。

このチャプターでは株式会社TAMさんのお話の中で、(本当に多くの有益な情報があったのですが)特に有益だった2点についてまとめました!

その①

顧客相手のビジネスで勝つための4ステップ・"IDEA"

Identify(影響力のある人物を見つける)
Deliver(グランズ・ウェルの顧客サービスを提供する)
Empower(顧客に力を与える)
Amplify(ファンの声を増幅させる)

セミナーの中では、「エンパワード ソーシャルメディアを最大活用する組織体制」で紹介されているIDEAというフレームワークに触れながら、Instagram戦略について語られました。

ようするに、運営するInstagramアカウントが

「どういう人をコアユーザーとしていきたいのか」
「どういうコンテンツを届けていきたいのか」
「ユーザーにどういうインセンティブを与えることでアカウントに定着してもらうのか」
「そのInstagramアカウントを通じてそのファンはどんなコミュニティー・つながりを得られて、どう価値を出せるのか」

をしっかりと考えることが大事になってくるわけですよね。


セミナーでも、HPでも紹介されている事例として「横浜市文化観光局公式Instagramアカウント」があるのですが、このアカウントはIDEAというフレームワークをまさに体現した例だと感じました。

簡単に説明すると、横浜市公式アカウント(@findyouryokohama)では、#myyokohama というハッシュタグをつけて横浜市の景色の写真を投稿してくれた人の中で、特に優れた投稿をリポストする形でコンテンツを配信しています。

リポストする写真も世界観が統一されていて、「本当に一般ユーザーが撮ったの?」ってくらい高いクオリティの写真を投稿してくれるユーザーがたくさんいるんですよね。

私もフォローしているのですが、本当に横浜に行きたくなるし、私も写真が好きなので、#myyokohamaをつけてポストしたい!と思いました。(皆様ぜひフォローを!)


海外に横浜の魅力をもっと広めたい」という横浜市の思いと、「自分が撮った素敵な写真をより多くの人へ届けたい」というニーズが見事に合致しているからこそ、Instagramアカウントにファンがついて、そのファンがインフルエンサーとなって社会により大きな価値を提供していく、そんな可能性を感じました。


その②

アカウント運用の目的を明確にする運営方針作成

またまたフレームワークの話になって恐縮ですが、株式会社TAMさんが日々使っている"PGST"というフレームワークをご教授いただきました。

詳しくはこちら

Purpose(目的)
Goal(目標)
Strategy(戦略)
Tactics(戦術)

この4つの柱をきちんと明確にしてから運用方針を立てることで、「なんで運用してるんだっけ?」という認識や軸がぶれにくいというお話をいただきました。


これって、すごく当たり前のように思えて実は多くの事業やプロジェクトでできていないんじゃないか?と思います。

例えば「このアカウントを1万フォロワーまで増やす」というPurpose(目的)を置いたとしても、1万フォロワー突破したらそれで終わりになってしまいます。

「1万フォロワー獲得して、結局何がしたかったのか。」

その部分が、実は目的に大きく関わる部分です。

「せっかくこんなにフォロワー獲得できたのに、目的がぶれているせいで次のステップへのブーストが遅れた」となっても、あとの祭りですよね。

「このInstagramアカウントを誰に届けて、どんな価値を提供したいか」

を明確にする意味でも、1つの大きな目的を前提として掲げて、そのゴールやKPIとして数値ベースの目標を設定することが大切なんだと、再確認することができました。

目的と目標がベースとしてあれば、そのためにやるべき施策を優先順に考える時もぶれにくくなり、非常に良いサイクルが生まれます。


①顧客相手のビジネスで勝つための4ステップ・"IDEA"

②アカウント運用の目的を明確にする運営方針作成

以上2点が私がTAMさんのセミナーで学んで感銘を受けた点でした!


3. ストーリー設計のあるInstagramキャンペーン


このチャプターでは、株式会社tetemarcheさんによるキャンペーン設計のお話を共有したいと思います。

まだまだ🐤の私ですが、Instagramアカウントの成功の命運を分けると言っても過言ではない!と思っていることがあります。

それはハッシュタグです!


先ほどの #myyokohama の事例のように、

「これを付けて投稿すればおしゃれで素敵な写真が集まる公式アカウントにフォローやリポストされるかも!」

という、ユーザーへのインセンティブとアカウントのブランディングが明確であればあるほど、そのアカウントの価値が向上しますよね。

ハッシュタグを付けて投稿してもらうことで、ユーザーがハッシュタグ検索した時のコンテンツ量も増えますし、コアなファンユーザー基盤も厚くなっていきます。

テテマーチさんは、そんな「ハッシュタグを付けて投稿したくなる」仕掛けとしてのキャンペーン設計支援を、多くの企業に行っています。


お話の中でも特に印象的だったのは、

「InstagramはユーザーベースのSNSだから、巻き込み型の戦略がとても大切だ」

という点ですね。

Instagram×地方創生」という話の中で、

地方にはフォトジェニックな郷土料理やお祭り、景色があるのになかなか観光客がきてくれない…」という悩みを持つ自治体に対して、その地域のハッシュタグを付けて投稿してもらうキャンペーンをソリューションとして提示することで、

若者にも来てもらい、観光産業が潤う+魅力的な投稿がInstagramに蓄積されてプロモーション効果が上がる

というまさに一石二鳥の状態を作り出します。

その土地の豪華な特産品が景品として当たるプレゼントキャンペーンにすることで、ユーザーにとってのインセンティブも与えているわけです。インバウンド(訪日外国人)にもポジティブに訴求できるのが良いですね!


キャンペーン設計の背景やその内容、景品までが一貫した世界観を保ち、ストーリーが明確になっていることが、ユーザーを巻き込むポイントだなと思います。


完全アイデアベースですが、地方自治体でもInstagramを利用して観光産業を盛り上げられることが若者の間で浸透すれば、地元の観光業に携わる若者も増えるかも…なんて期待もできますね。

なんだかんだ、InstagramをはじめとしたSNSって、

楽しまないと続かないし成功しないと思うんです。

だから、Instagramでの発信がすごく好きで楽しい!っていう若年層が、魅力的なコンテンツを企画して観光産業にしても、商品PRにしても、盛り上げてくれたらより多くの企業の商品やサービスが、世の中に届けられるんじゃないかなーと思ったセミナーでした。


終わりに

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

セミナーに参加して学んだこと、しっかり自社SNSでも活かして行こうと思います♪


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