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コロナ療養記録




0日目

朝起きたら喉が痛い。今日は予約が取れないので、あす、検査に行くことになった。

濃厚接触者の可能性がある、とのことで自宅待機期間なので、アニメ 東京リベンジャーズを見始める。

明日は朝イチに起きて病院に電話をしなければいけないなと、早めの睡眠を試みる。

1日目

朝8:20起床。喉がやけるように痛い。身体がだるい。

4件目に電話した病院で、やっと11時台に予約が取れた。

病院へ行き、抗原検査とPCR検査を受ける。優しい看護師さんと先生だった。感染対策も徹底していて、粉のようなものを手に塗り、その上から手袋をつけて検査をした。

PCR検査をする時、唾液を摂取するが、壁にレモンと梅干しの画像が貼ってあった。心の片隅で、(梅干し、食べられないんだよなぁ・・・)と思った。

結果が出るまでは自宅療養するようにいわれる。

結果は翌日に来るらしい。

薬を処方してもらい、指定の薬局で薬を貰う。顆粒タイプですごくまずい。変に甘い。

2日目

陽性か、陰性かの連絡はまだ来ない。東京リベンジャーズ見終わる。喉は相変わらず痛い。

連絡が待ちきれず自分から連絡してみると、混みあっていてまだ検査結果がわからないとのこと。わたしの家政婦ナギサさんを見始める。

カップうどんを食べて寝る。

3日目

電話の音で目覚める。検査結果が陽性とのこと。

喉が相変わらず痛む。

事務所などに連絡する。色んな人が心配の連絡をしてくれた。

4日目

だいぶ喉の痛みが引いてきた。夜、保健所から連絡があった。27日から外出可能とのこと。あと一週間かぁ。意外とあっという間かも。

私の家政夫ナギサさんを見終わる。ハッピーエンドでよかった〜。

5日目

ほとんど症状がなくなった。国からパン、レトルトご飯、即席味噌汁など、食糧が届く。なかなか大きなダンボールだった。療養期間が終わってもしばらく食べ物に困らなそう。

6日目

症状もなくなってきたので、ずっと控えていたコーヒーを解禁した。今回、幸いなことに食べ物の味がしない、ということはなかったが、久しぶりのコーヒーは、香ばしくておいしい。

夜中に、母が食べ物を届けにきててくれた。もちろん、会えないので、玄関先に置いてくれた。少し電話した。嬉しい。

7日目

本当だったら今日は撮影会だったな。次は開催出来たらいいなあと思う。

昨日の夜に、母が届けてくれた里芋と鶏手羽の煮物を食べる。おいしい〜。

寝すぎてあまり眠れないので、YouTubeでモモウメというアニメを見る。元気が出た。笑いを生み出すって偉大だな。

8日目

ほとんど自覚症状もなくなったので、久しぶりにメイクをしてみた。

結構時間がかかる。毎朝これしてから家出てたのかと思うと、自分、すごいなあと思った。笑

ギターを弾いた。

かまいたちのヘイタクシー(ラジオ番組)を聞いて、楽しい気持ちになった。

9日目

何もやる気が起きず、だらだらしていた。が、夜、少しだけ断捨離をした。

10日目

今日でこの巣ごもり生活が終わりなんだと思うと、やっとだなぁと感じる。すごく長かった。普通の生活ができること、当たり前じゃないことを実感した。


これで療養記録は終了です。

コロナに実際にかかって、周りの温かさ、そして、日本は恵まれている国だと感じました。

病院の先生が保健所から連絡がくるまで、毎日健康具合を電話でチェックしてくれたし、そして、一人で食べきれないほどの食糧支援も受けさせていただきました。中にはトイレットペーパーやティッシュペーパーも入っていて、大変にありがたかったです。

そして、インターネット環境がなかったら、この期間は乗り切れなかったと思います。常に更新される、エンターテインメントコンテンツ。退屈だと感じても、さみしさを感じても、いつでも芸術や音楽を楽しむことが出来ました。暗い気持ちになりそうな時、いつでもそばにいてくれた、エンターテインメントは心の薬でした。

この期間で、好きな番組も見つけられました。

すべてのクリエイターの皆様に敬意を表します。

しっかり元気になれたことは、周りの支えがあったからです。心配してくださった皆様、本当にありがとうございました。感謝してまた、恩返しのつもりで活動していきます!



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