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発達障害、精神病の私が患者としてできること(治療者と患者の関係)

より良い治療を受けるにはどうすれば良いのか。「精神科の先生ってあたりハズレある?」あると思います。でもそれは他の診療科でも一緒だと思う。

しかし発達障害のことを考えるとやはり発達障害についてある程度は知っている先生がいいと思う。何故なら私たち発達障害特性を持つ人間は薬に対する認容性が低いように感じるから。普通の処方だと効きすぎたり、副作用が強く出てしまいます。これを知っている精神科医は少ないように感じています。まぁ、超個人的意見で恐縮ですが・・・

でも、最近このような知識がない先生にたとえ当たったとしても言語化をしっかりして伝えていければいいのかなと思ったりもするのです。「あの薬ではこんなふうになった」とかね。と同時に言語化をして表現することが難しい人もたくさんいるのが発達障害の特徴。

私はたくさんの言葉でもって伝えていきたい。身バレしそうだが言語学を学んだものとして言葉を大切にしていきたい。そして非言語的表現ももっと磨きたいと思う。

「自分の症状や困りごとをきちんと言語化して伝える。医療者にそれがきちんと伝わればきっと良い治療につながる。」と考えてます。もっと私を知ってもらうことで発達障害の輪郭が見えるようになればと思います。当たり前のことだけどここが難しい。

あとは私自身がきちんとこの障害や病気の勉強をすること。障害や病気についてたくさん調べてます。論文も読みます。ちょっと変な患者かな。しかしこれをすることによってより自分というものがなんなのか理解が深まったように感じます。もちろん厳しい現実にはぶち当たってそのたびに傷ついてしまうけど。

発達障害はやはり脳が定型発達児とは違う。これは何度も論文で読むたびにやっぱり胸がえぐり取られそうな思いになります。でもでもそれでもまだまだ知りたいし、研究できないかと考えてしまう。自分を知りたいという好奇心みたいなものが私の中にある。生まれたからには「人間=自分とは?」が知りたいと思うのです。

これが自分の治療のカギになるような気がしてます。幸いなことにも今の主治医は好奇心旺盛そうな先生でよかった。新奇性という罠にハマってるように見えるのだ。私もだけど、意外な自分はまだまだたくさんある。これからも不思議な世界へ誘いますよ。これからもどうぞよろしくお願いします。

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