卒業制作は奄美大島の泥染めを極める①
こんにちわ♪ 古賀未結希(こがみゆき)です。
ふとこの2月下旬~3月上旬になると、母校の武蔵野美術大学の卒業制作の事を思い出します。 一般大学はおそらく卒論だと思いますが美大は卒業制作を半年間かけて作成します。もう15年くらい前の話ですが(笑)
わたしは工業工芸学科のテキスタイル(布を織ったり染めたりする)専攻をしていました。最後の半年間、集大成で何を作ろう。。。と思った時に折角の半年、、、個人的にずっと工房に籠って布を織り続けたり染め続けたりするの。。。悪くないけどおもろい事したいな。。(この下の写真は私です(笑))
「旅、島、布」
私を形成するもの「旅、島、布」。。。。
大学時代、時間さえあればバックパックへ行き沢山の経験を積み、離島では見たこともない景色や人に感動して、布は大学時代学び続けたこと。。。
これは最後、大胆なことをしたいなと思いつき「奄美大島の泥染めを作品にしよう!!!」
これは工房ではできないし、学生時代最後にこれくらいやりきってもいいかな!!!大学3回生の時に1か月住み込みでお世話になった泥染め公園の職人さんに連絡して奄美大島行きが決定!!!
50メートルを織る
染めは現地で出来るが織は東京でやっていく必要あり。。。
奄美大島へ行く期限から逆算して布を工房で織り上げていく必要あり。。0・3ミリの糸から50メートルの布を織りあげる。。。1日降り続けても10cmいけばいいほう。。。 逆算しても4か月で終わらせる必要あり。。。その前に布を手配、織機にかけるなど膨大な作業量を想像すると目が回りそうでしたがやると決めたからにはやらなくては!!!
次回へ続く。
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