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卒業制作は奄美大島の泥染めを極める②

こんにちわ♪ 古賀未結希(こがみゆき)です。

昨日のnoteにも奄美大島の泥染めの卒業制作の話を書かせて頂きました。卒業制作をする前に、実は大学3年生の時には泥染めの研究をするために奄美大島に1か月住んでた経験があります。 (下の写真は私です(笑))

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奄美大島、1か月住み込みライフ

マンスリーマンションを借りて、同じ研究室の大学時代の女友達と3名一緒に同居生活。このころは時間はたっぷりあったが一番はお金のない時期。近所のスーパーでいかに安い食材を買っては肉なしカレーを作ったりしてました。でもここだけは贅沢させてほしい!!と3人で飲んでたのは焼酎の「三岳」(笑)よくお湯割りにして飲んでました。三岳は美味しいのに他の焼酎と比べると安価。

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この芋臭さを飲むといつも奄美大島での生活を思い出します。(ちなみに三岳は屋久島発祥の焼酎ですが(笑))

2月~3月は奄美大島は東京よりはあったかいけど1か月いたけど晴れた日が一日もなく曇りか雨が続きました。その中での泥染めの作業。。。なかなか想像以上に楽しいながら過酷でした(笑)ちなみに泥染めとは??

泥染めとは

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世界中で奄美大島だけでおこなわれている天然の染色方法です。

絹糸の蚕白質の上にシャリンバイ(バラ科の植物)に含まれているタンニン酸色素と泥田の中の鉄分(酸化第2鉄)等が化学結合を85回以上繰り返し染色することにより堅牢(色落ちしない)で深く光沢のある渋い黒色に染まることです。絹の美しい光沢は動物性、シャリンバイ染の柔らかさは植物性、鉄分による鉱物性の3つの特徴を兼備えた強い繊維になりしっとりと柔らかな肌触りは親子3代譲り受ける事ができる世界で類を見ない染色技法が奄美大島紬の泥染です。

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私が大学時代に仲良くなって15年くらいのの付き合いの泥染め職人の根本さんです♪ いつも奄美大島にいったときに島を案内してくださいます(*^-^*)チャレンジしているといろいろなご縁が出来ますね♪おもしろい(笑)

次回へ続く。。。

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