真谷優の大学留学記42「新学年」

4月になって学年が上がり、ついに2年生となった。講義も今までよりも難しくなるだろうから頑張らないとな。とりあえず響に連絡でもしておくか。近況報告も兼ねて。響の番号を押して電話をかけた。「久しぶり響。 調子はどう?」「優久しぶり。 私は変わりないよ」「それなら良かった。 響は今何かやってるの?」「私は最近アルバイトを始めたよ」「なんのアルバイト?」「コールセンターのバイトだよ」響と話しているとあっという間に時間が過ぎていく。ふと時間を見ると通話を始めてから1時間が経っていた。「じゃあもう明日に備えて寝るから切るね。 おやすみ響」「おやすみ、優」通話を切って、僕は床に就いた。 

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