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ときめかないものを手放すことで、より自分にフィットしていくことについて

「ときめかないものを手放すと、フィットする仕事がはいってくる」について、すこし書いてみようと思う。

私も一度大きな手放しをしたことがあって、そのあとから自分のやりたい仕事が増えていったから、この感覚がよく理解できる。ここを説明してみようかな。

例えば、レストランがあったとする。

でも、そのレストランの料理人は、何を提供したらいいか決められない。だから、日本蕎麦も、ハンバーグも、ラザニアも、サモサも、タピオカも、クスクスも、ラクサも、ありとあらゆる料理を出してたとする。

(画力のなさが悲しい。)

本当にここまで色々料理がでるなら、私は近所にほしいけど笑
料理人の本当にやりたい料理は、焼き鳥なんだとしたら。

周りの人からは、彼のやりたいことは見えていないから、まさか彼が焼き鳥屋さんに憧れてるなんて思いもしない。ああ、多国籍な雰囲気がすきなんだなあって勘違いされる。

でも、彼が勇気を振り絞って、せめて日本料理だけを提供するようになったら、周りにようやく伝わる。「エスニック料理には興味ないの!日本料理が好きなの!」って。

そうしたら、「ねえねえ、焼き鳥ってある?」ってお客さんが、ようやく入って来てくれるかもしれない。
それでも、まだ、作りたくない日本蕎麦打つために必死で早起きしなきゃいけないね。

だから、焼き鳥がやりたいなら「焼き鳥屋さんです!」って最初から言わなきゃ、まわりには伝わらない。

そして、ときめくものに絞れば絞るほど、自分にフィットする仕事が増えるようになるんだよね。そういう仕組みなんだと思う。

レストランで考えると大げさに聞こえるかもしれないけど、でもほんと、そういうことやっちゃってるんだよなあ。

絞るのって勇気がいるし、最初は何を手放したらいいのかも分からないかもしれない。最初からどんぴしゃで「焼き鳥屋さん」と決められない人には有効だと思う。とにかくなんでもやってみて、違和感があったら手放す。

「この企業のこの理念に共感できない」「もっとこういうお金の循環の仕方だったらみんな幸せなのに」っていう風に、自分がどこに違和感を感じるのかきちんとみてあげる。それで、その違和感のある部分を手放す。

そして、さらに興味の赴く方向へ進む。足を運ぶ。それを繰り返していたらいつの間にか、好きの純度の高い仕事に囲まれていると思う。

写真は、春に作った初のリトルプレス「日日工芸 奄美の泥染め」です。長野県松本市の栞日さんでSold outになったとのことで、先日納品してきました。ご興味ある方はぜひお手にとってご覧ください。



このnoteは、何取り柄もなく平凡なOLだった私が「自分らしく生きたい!」と思い、自分の心にフィットする生き方を模索し続けている、日々の記録です。女性ならではのライフステージや環境の変化にぐらぐら振り回されてしまうのではなく、自分の心の声に従って自由自在に働きかたや暮らしを調整しながら生きたいと思っています。今では、大好きな写真を撮ったり文章を書いたりして、私にとっての”ちょうどいい”を大切に暮らしています。

webマガジンや雑誌などに撮影&執筆をしています。
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