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娘が小学校に入学して1ヶ月経ち思うこと。選択肢の多い環境づくりを。


小学校に入学して1ヶ月が過ぎた。  
あのまま森の中の保育園にいたら気付かなかっただろう、環境が変わったからこその娘の成長に驚くこともあれば、やっぱりこんな風にして、一元的なしつけがされていくんだなと感じてすこし気落ちすることもある。   

私と娘は、2年前まで東京に住んでいて、その後も東京と松本と行ったり来たりしていた。その中で、自分の気持ちに合うライフスタイルを模索してきた。   

育児に関して大切にしていることをたまに聞かれるけど、 それほど多くなく、言うとするならば、たくさんの選択肢があることを伝えたい。それに限る。  

だからこそ、娘とはたくさん旅をした。
 日本全国はもとより、アイスランド、オーストラリア、アメリカ、フランス、台湾(日本語と英語の存在しか知らなかった娘が、フランス語というまた別の言語の存在を知った姿には微笑んでしまった)   

そして、たくさんの友だちの家にお邪魔して、泊めてもらった。

たくさんの素敵な大人に会わせたい。どんなことを考えて、どんな暮らしをして、どんなことを喋ってるのか体感させたい。素敵な大人が人生を楽しむ姿は、子供にとっていちばんのこの世界を生きるモチベーションになると思うから。  

保育園は、東京ではプリスクールの経営するEnglish onlyの託児所、松本では雨だろうと雪だろうと森の中で過ごす全天候型自然保育の園にお世話になった。   

小学生に上がる前に、別の居場所、別の友達ができたらと思い、習い事にも通っている(なんでもやりたがる私と同じような娘は、こんなのあるよというとすぐやりたいと言う。そして熱中する。やめたくなったらいつやめても構わないと思っている。)  

今いる場所だけが正解だと思わなくていい。   
たくさんの選択肢があるから、自分で選んでもいいし、選ばなくてもいい。  私の言うことだって、数ある意見のひとつに過ぎないから。  


子供の吸収力はとてつもなくて、 だけどそれを怯える必要もないくらい柔軟だ。  そして、何を受け取るか受け取らないかはその子次第。   

何かを学ぶということは、 自分のやり方を失うことなんだ。   
そして、 何かを学ぶということは 自由を得る、ということでもある。   

いつも読んでくださって、ありがとうございます! いただいたサポートは、新しい働きかた&暮らしかたを模索する実験に使います。