シャッターを押しながら考えていること③ 同じ被写体でイメージを変える方法
このnoteは、撮影の時にどんなことに心を配ってるかや技術的なことを書いている「シャッターを押しながら考えていること」シリーズの第3弾です。これまでのシリーズはこちらをご覧ください。
__________________________________________________________________
先日、ほんのたまに開催している「フォトレッスン piece!」を神戸で開催しました。その時にお伝えした大枠は、ご参加いただいた方のみにお持ち帰りいただければと思うのですが、この記事では、そこで撮った写真について自分なりの解説をしていきたいと思います。
その場にあったミモザと食器、私がカリグラフィーで書いたネームカードを使って、同じ部屋の中の色々な天板や背景、光の入り方で、これだけ別の写真が撮れるよというバリエーションを示すことができたらと思い、撮影しました。
ということで、使用する(被写体となる)のは、
・ミモザ
・食器
・ネームカード
です。
ひとつひとつ、どんなイメージで撮ったのか、また、光がどう入ってきているのか、その入り方によってどんな違いが生まれるのかを見ていきたいと思います。例えば、同じ商品の写真を何度もSNSに載せたい時などに、同じ写真が連続して並ぶのは見ている方も疲れます。一度に違うバリエーションの写真を撮っておいて、日々写真を小出しにしていくと省エネで活動できますよ!
(フォトレッスンでは、みんなそれぞれ熱心に練習をしていました)
1. 1枚目の写真:ナチュラル
まず一枚めはシンプルにこちら。
ここから先は
2,347字
/
6画像
¥ 450
いつも読んでくださって、ありがとうございます! いただいたサポートは、新しい働きかた&暮らしかたを模索する実験に使います。