美容・健康の輸入産業でも気づいて欲しい、環境との関わり。生物多様性とこれから。<#2017.2.28 業界向けコラム掲載記事>

■日本の輸出が原因?!輸入産業と絶滅危惧種
日本が輸入する商品に関連した、産地で影響を受ける生物がいます。
ワインやオリーブオイル、コーヒー、ゴマ、木材、魚介類など、身近な製品ばかりです。
当時新聞記事を騒がせた「792の絶滅危惧種、日本の輸入が影響」という記事をうけて論述した内容です。

この中に、ビューティーフードやコスメにも使うオリーブオイル、ビューティーフードの代表であるワインやコーヒーなどもあり、
美容・健康産業でも関わりの多い品目です。

日本への輸出で潤う産業もあり、日本でも潤いますが、その裏には様々な問題もあるのです。

■美容・健康産業におけるポイント
私は兼ねてから、環境やサステナビリティなど、美容と様々な分野で連動させており、
生物多様性もその一つで、適宜参加しているボランティア翻訳でも、最新情報に触れてきました。

生物多様性は、サステナビリティと深く関わりがあり、
成分や材料として植物や動物原料を取り続けることは、そこに生息する動植物などの生態系を壊すこととなり、環境への影響が出てきます。

美容・健康産業においては、業界的にここまでに考えるには少し遠い感じもしますが、
実はここに目を向けられることが、いまや先進的といわれる時代です。
この他に、食ではフードロスなどの問題も深刻ですし、
まずは、記事もあった”生物多様性に配慮した〇〇“という視点が広がることが大切ですね。

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