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ここ数年は、"脱炭素"がブーム。専門家の間でも、嫌らしい話ですが、近年1番食べていける市場と言われています😌

脱炭素というと、1番に出てくるのはエネルギー問題です。単に、電力という意味で、エネルギー業界では脱炭素に向けた動きが進んでいるのは当たり前。いまでは、可能な限り、再生エネルギーに転換していくことが求められていますが、日本では、残念ながら毎年COPで化石賞をもらうほどの後進国として位置付けられています。原発の問題とも関わり、なかなか難しい現状もあります。
ほかの業界ではどうかというと、化粧品など含めた加工産業では、工場での製造🏭のみならず、サプライチェーンでの問題、運搬や廃棄にまで広くエネルギーは使われます。また、エネルギーの部分だけでなく、特に調達の部分で産業中に排出されるGHGへの対応も急務です。
もちろん、化粧品や日用品などの身近な製品にも、脱炭素に向けた取り組みもあります。

すでにこれまでも紹介していますが、
海外ではコスメや食品・美容フードなどでも気候変動対策の訴求に特化した製品も出てきています。

(Eco Beauteコラムより2022/11/4 published)

脱炭素製品というと、あまり馴染みがない(身近でない)イメージがありますが、このように身近な製品でもそのようにうたうことができます。
しかし、日本のマーケティングでは、成分や機能性が優勢のため、あとウォッシュ回避の目的もあり、なかなか完璧な訴求ができてないことがあります。これが、業界でサステナビリティが進まない原因だとも思っています。
個人的には、現段階では企業・一般ともに、知識や判断力を向上するしかないと思っていますが、消費者が求める世の中になると少しは変わるでしょうか。

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