裁判のことを思い出してみる。その1

さて今回からは数回に分け、長い間書くのを躊躇してきた、元夫の愛人との浮気裁判にまつわるアレコレについてを書いてみようと思います。

私は離婚を2回しておりますが、諸事情をかんがみましてどの夫の時代の話だったかは伏せさせていただきます。また、面白おかしく書ける自信がありませんので、ちょっと真面目だったり、消化しきれていない恨み言が溢れてしまう可能性があります。ご容赦ください。


まず私が愛人との浮気裁判に踏み切ったきっかけは、浮気がバレてから本人同士に何度注意をしても関係を解消しないこと、そして相手の女性が私の友人だったことが原因でした。

ふたりの関係が明るみになってから、相手の女性と電話で話したり、メールをしたり、私なりにいろいろと努力はしました。そもそも彼女もまだ若く、当時の夫(以下、夫)が悪い部分も多かったと思うので、私的には彼女を庇う気持ちすらあったのです。

が、彼らは何度言われても連絡を取ることをやめません。メールがダメならSNSのDMで、ブログのコメント欄で、鍵付きの専用掲示板でと、あらゆる手段で関係を継続しようとします。そして幸か不幸か、私はそういったことを炙り出すのが大変うまかった。

2,3度警告はしました。相手の親とも話し合いました。それでも悲恋に酔ったふたりはラリラリといちゃついています。よし、分かった。離婚だ、そして裁判だ。


この時、夫はなぜか離婚したくないと言い張っていました。それなら浮気をやめればいいのに、意味が分からん。彼には離婚届を書かせました。それを私がいつ出してもいいこと、そして慰謝料替わりに毎月決まった金額の生活費を私へ渡すこと(それまで彼はまともに働いていなかったのです)を条件に、今すぐの離婚はしない、ということにしました。

そうして相手かたへ連絡してまず慰謝料を請求し、それを拒否されたので、いざ、裁判へと踏み切ったのでした。


そうしてここから、一年以上に及び往生際の悪い相手方の言い分を聞き続け、また味方だと思った人間からも背後から刺される泥沼の裁判が始まるのです。


続く

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