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片付け代行サービス利用してみたおはなし。


昔から整理整頓が苦手で、特に、ものを「捨てる」ことがしんどかった。ものに付随する思い出を大事にしすぎていたし、ものの要/不要を一つずつ判断しないといけないのがとても負担だった。決断することにはとてもパワーが必要で、最近はパワー不足の状態が続いていたのだと思う。

そんな状態なので、自宅の部屋もうまく片付けができず。。26歳。こんな大人になりたかったわけじゃない。。そう思うといてもいられなくなり、ついに片付け代行サービスを利用することにした。タイミング的に10万円の生活補助金をもらった後だったから、もらったお金を使えるという意味でもちょうどよかった。

■まずはネット検索

まずは居住エリアの片付け代行サービスを検索してみた。各地で展開している大手のサービスもあれば、地域の人が個人で事業しているサービスもあった。口コミを参考に「リバウンドしない」片付けができそう、と思ったサービスひとつに絞り込み、メールで見積もりを依頼。地元の方が一人で行っているサービスらしい…口コミって大事だ。

■見積もりはメールではなく、業者さんが家に来てくれることに

見積もり依頼の翌日、メールで連絡あり。まず部屋の状態を見てから見積もり等するので、何をどうするのか、何を目標に片付けをするのかはその日を決めましょう、と。約1週間後に来てもらうことに。

■ほんとに見積もりのためだけに来てくれた

見積の日。ぐるっとお部屋を見て頂いて、何が苦手でどうしたいのか、等の要望を聞いてもらう。片付けの日は見積の日から2週間後の土曜日に決定。わたしの場合は収納場所を決めたり道具を活用したりが苦手なので、クローゼットをどう活用するか、そのためにどんな収納道具があった方が片付けやすいか等を教えてもらう。当日は、収納の見直しと、もの自体の見直しを一緒に実施することに。当日までに教えてもらった収納用具を買って待機。

■いざ当日。

ついに当日、時間通りに来ていただく。スーパーでよく使う買い物かごをたくさん持ってきてくれた。マスクに三角巾もつけて、いざ片付け開始。

まずは片付けの流れを決める。わたしの部屋の場合は、クローゼットからぐるっと時計回りに「ものの見直し」を実施することに。まずは業者さんがクローゼットからものを全部出して買い物かごに入れてくれるので、わたしは「要るもの/要らないもの」を分ける作業をする。この時は、ごみの分類とかは一切考えずに、ただ「要る/要らない」だけを判断してそれぞれ買い物かごに仕分けていく。その後、「要らない」方の買い物かごについては業者さんがごみの分類を分けてくれて、ごみ袋に入れてまとめていく。

この作業を1部屋分一気に実施。7畳の部屋でも2時間くらいかかった。めちゃくちゃしんどかった(身体が)けど、ものが無くなっていく様はとてもすっきりした。

最後に、「要る」ものたちの居場所を決めて片付けていく。ものの使い方・頻度に合わせて、どの場所に何をどう片付けると良いかを業者さんが教えてくれる。神。

■最終的に、7畳の部屋から15袋分くらいのものを処分

都度掃除もしながら片付けをした。7畳のお部屋を計3時間かけてキレイにした。ものが少ない。床が見える。部屋が広くなったみたい。素晴らしすぎる。

今回は5,000円/1時間のサービスだったので、15,000円をお支払いして終了。値段の感じ方は人それぞれだと思うけど、わたしとしては15,000円でここまで快適になるなんて素晴らしすぎると思う。暮らしやすいし、何より心が晴れた。片付けができなくて荒れた部屋に住み続けたことで小さくしぼんでいた自己肯定感を少し取り戻したような気がする。


目下、このクリーンな状態を維持するのが課題だが、片付けをして1か月、思い立って模様替えまでしたし、日々ものが増えないように工夫もできておりおおむね順調だ。

今後、また身体や心の余裕がなくなるようなときがあれば、きっとまた部屋も少しずつ荒れていってしまうだろうと思う。でも、その時はまたサービスを利用させてもらおう。この素晴らしいサービスが世に広がればいいなと思うし、家事を外注したりプロに手伝ってもらうことに対してもっとオープンな社会になればいいなと思う。


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