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スナック日本一の町の文化

私が住んでいる宮崎県は日本でいちばんスナックが多い。
東京にいる時はスナックなんてほとんど行ったことなかった。

宮崎に来てから、居酒屋が10時に閉まることに驚くと同時に飲み足りなさを感じていた。
そこで、スナックに通うようになった。

知らない人と世間話をして、一緒にカラオケをする。
不思議な空間。
そこには性別も年齢もなんの垣根もなく、隣に座っただけで仲良くなれる。

スナックで色んな人に出会った。
大きなマグロを釣る漁師さんや野球の監督、常連の老夫婦に近所で働くお兄さんお姉さん。

普通に生活していたらきっと知り合わない人たちと、お酒を一緒に飲むことで仲良くなれる。
そして色んな話をしてくれる。

町の話や仕事の話、近所の美味しいお店も教えてくれるし、料理のレシピまで。
旬のおいしいものを振舞ってくれる人もいる。
大きな牡蠣を贅沢に食べさせてくれる人もいたし、とうもろこしをおいしいと思ったのもスナックで食べたとき。

ひとりで暮らしているとなんとなくさみしくてふらっとスナックへ行くことがある。
そこで人と話して楽しく歌ってさみしさを埋める。

スナックには人の温かさが残っている。
都会の居酒屋にはない、人との交流がある。

店内にいる人はみんな一緒に飲む、飲み友だちになれる。
女ひとりで行くと、驚かれることも多いけど、そんなの最初だけで、色んな人が話しかけてくれて、席を転々としながら乾杯をする。

宮崎のスナック文化は大切に残していくべき文化だと思う。


今日の見出し画像はみんなのフォトギャラリーから、kinaさんのイラストをお借りしました。

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