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自分の可能性に気付くためにする小さな行動。

こんにちは、カウンセラー/コーチの武石美有紀です。

現状に7割~8割くらいは満足を感じるとき、例え、自分にとって成長のタイミングが来ていたとしても、それに気付けず、モヤモヤを見ないことにしてその場に留まる、なんてこともあります。

「なんとなく今の場所でいいとは思うけど、何か物足りない」なんて時は、外の世界をプラプラ散歩して、自分が見ている世界自体を一旦広げてみるのもいいのではと思っています。

具体的にあるあるなケース。

転職して5年目。仕事にも慣れ、業務内容・役割自体は物足りなくなってきた。正直マンネリ化してしまっているとことは否めず、大丈夫かという漠然とした不安はあるけど、一緒に働く人も素敵だし、勤務条件もいいし、正直7割~8割は満足してるんだよな~。逆に変に環境を変えたことで、満足感が下がってしまう方が怖い。

この場合、業務内容・役割に迷いがあるのであれば、自分が興味を持っている仕事をしている人に話だけでも聞いてみる、とか、興味のある分野の本を読んだり、セミナーに行って深めてみる、とか、社内・社外問わずメンターになってくれるような人を見つけて、自分の今のモヤモヤを整理しフィードバックいただく、とか、そもそも社内で他の役割の可能性を探したり、新たな取り組みを企画してみる、とか、世界を広げる方法はいくらでもあります。

"世界を広げる"とは、つまり、現状ではしていない経験を敢えてしてみること。そして、その時に、自分がどんなことを感じるのか観察していくと、本当に自分が望んでいることが見えてきます

改めて今の環境の有難みに気が付き、さらにその場所を生かしていく方向に行くのか、それとも、新しい興味がさらに深まって、そちらの方向で現状とは違うことにトライしていくのか。広がった世界で、どんなことに心が動くのかを紐解くと偏りが出てきます。

ちなみに、こういう心の動きは、ネットで情報を検索するだけでは起きません。実際に動いてみて体験してみて、そこで自分がどんな感覚を味わうのかを検証していく必要があるんですよね。

また、なぜ、7~8割満足って割といい状態なのに、行動することを進めているのか、ということについてですが、現状が心地よい時って、どうしても視点がその環境の内側に向いてしまって、無意識的に外を見ていない可能性があります。気付かぬうちに、新たな行動の刺激が極端に足りなくなっている可能性も。いわゆる”井の中の蛙”状態

ぬるい環境が心地いいのも事実だから、激しく嫌な何かが起きない限り、そこに居続けようという考えにもなりがちです。そんな環境で怖いのは、”激しく嫌な何か”が起こった時には既に手遅れだったと後悔するケースもあるということです。

だからこそ、今すぐに環境を変えなくても良い場合だったとしても、敢えて行動してみる!

行動は「興味がある!」とハッキリ思っているレベルじゃなくてもいいと思います。「もしかしたら興味があるのかも?」「AとBが思いついて、その中だったら割とAかな?」とかそのレベルでも十分です。
それに、小さなことでも大丈夫です。一日本を10ページずつ読み進めるとかも行動のひとつです。

今感じている「7~8割満足」は、自分自身の世界が狭まってしまっているが故のことではないか?自分の心の奥に眠っている欲求や可能性があるのに、それに気付けなかった…ということは本当にもったいないです!

現状に「あれ…?」と少しでも感じたら、その反応を無かったことにせず、簡単なことでもいいので、自分自身を確かめるお散歩をしてみませんか?

それでは、またお話ししましょう!


カウンセラー/コーチ 武石 美有紀




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