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GWに入りました。

GWに入りました。

西暦2023年4月30日(日)
旧暦弥生十一日

穀雨
第十八侯 牡丹華(ぼたんはなさく)

西暦2023年4月30日(日)〜5月5日(月)
旧暦弥生十一日から弥生十六日日まで。

季節は巡り
穀雨
第十七侯 霜止出笛(しもやんでなえいづる)
気温が上がり暖かい日が続き、霜が降りなくなり、苗が健やかに育つ頃を経て、

七十二候は穀雨の末候
『牡丹華』
牡丹の花が咲き始める頃となりました。

牡丹は、晩春から初夏にかけ、紅・淡紅・白・紫など様々色の花を咲かせます。

牡丹は、薬草として中国から伝わった植物ですが、
平安時代には宮廷や寺院で観賞用として栽培されていました。

根の樹皮部分は『牡丹皮』(ぼたんぴ)と称される生薬です。

薬効成分は『ペオノール』という成分で、
消炎、解熱、止血・鎮痛、浄血、月経痛、子宮内膜炎などに効用があると言われており、

血行を促進する働き、月経痛、頭痛、腰痛などに効果があり、
また、ほてりを鎮め、熱を下げる作用を有しています。

漢方では主に婦人病薬に含まれていて、

桂枝伏苓丸(けいしぶくりょうがん)
大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)
八味地黄丸(はちみじおうがん)
温経湯(うんけいとう)
加味逍遥散(かみしょうようさん)

などがあります。

『立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花』

牡丹は美しさの象徴として表現されます。

『座れば・・・・・』というのは、ボタンが低い位置から枝分かれし、
横に広がる低木から来ています。

シャクヤク、ボタン、ユリは、いずれも婦人病の生薬として、漢方薬に入っているのも頷けます。

今年のGWはお休みをうまく使えば、10連休の方もいらっしゃいますね。

それぞれの楽しみ方で、楽しい連休になりますように。

わたしも、母とひ孫を会わせるビックイベント第一回目が終了して、ホッと一安心です。

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