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防災の日と厄日の二百十日

西暦2022年9月1日(木)
旧暦葉月六日
処暑
天地始粛(てんちはじめてさむし)
二百十日

9月1日は『防災の日』でした。

防災の日(ぼうさいのひ)は、
『政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する』
として、制定された防災啓発デーです。
ウキペディアより。

1960年(昭和35年)に、内閣の閣議了解により制定されました。
9月1日の日付は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものです。

また2022年9月1日は、今年の『二百十日』(にひゃくとおか)でもありました。
『二百十日』とは、
雑節のひとつで、立春から数えて210日目の日(毎年9月1日頃)
この時期は、稲が開花する農家にとってはとても大切な時期なのですが、
農作物に大きな影響を与える台風などに見舞われることも多い時期でもあります。

そこで、過去の経験から、農家にとっては油断のならないこの日を厄日として戒めるようになり、
現代のような台風の予測ができなかった昔、人々はこの日を恐れて警戒をして、
風を鎮めるお祭りなどを行って収穫の無事を祈るようになったと言います。

昔からの厄日『二百十日』は日本の自然災害とも深く結びついているように感じます。

『防災の日』をきっかけに、非常持ち出し袋の点検や、家族との連絡方法、避難所、避難経路、家族との待ち合わせ場所など、
確認が大切だと感じました。

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