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マクロビアン薬剤師 ネギを食す

マクロビアン薬剤師 ネギを食す

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦如月廿七日
晴明
玄鳥至
西暦2021年4月8日

新年度が始まり早一週間。

薬局も本決算の棚卸しが終わって、在庫の方も落ち着いてきてほしいのですが、

製薬メーカーの事情で、市場の流通が滞っている品目もあり、バタバタが止まりません。

忙しさにかまけると、風邪をひきそうになるので、そんな時に助けになるのが
『ネギ』です。


『ネギ』は、
古くから薬用のお野菜として、血行促進、疲労回復、殺菌などの効果があると言われて利用されてきました。

マクロビオティックの中では、辛みの食材に分類されていて、肺や大腸にいいと言われていま

風邪のひきはじめの空咳や痰の絡みなど、肺からくる症状に、
体を温める効果が高い、葛と併せて『ネギ』を摂ると良いでしょう。

『ネギ』はビタミンCを多く含み、風邪予防に役立つと言われています。

そして、大腸が不調だと唇の皮がむけたり、便秘になりやすかったりしまが、
そんな不調にも効果が期待できます。

さらに、緑色の葉の部分には、カルシウムやビタミン類が多く含むまれていて優秀な緑黄色野菜です。

また、『ネギ』のひげ根の部分は、アレルギー体質の改善にも効果的なようです。

そんな万能感あふれるネギは、細いものから太いものまで種類も豊富です。

マクロビアンには、
ネギ味噌
(ネギをみじん切りにしてごま油で炒めて味噌と和えたもの)
という、食養のメニューもあります。

お味噌汁や麺類、そして鍋料理には欠かせないありがたい食材の一つです。

薬味のように、添えるだけのものから、メインディッシュにもなるものまで、、。

一年中、どこかに使えることの出来る『ネギ』をうまく活用して、今シーズンも風邪知らずといきたいものです。

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