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ひとのなかの自然  自然のなかのひと

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#意識進化

ゼロの ひかり

新緑が ちからづよい これまでひとの意識の勢いに遠慮していたような地が よりいきいきしているのが分かる 経済絶望視の世間のテンションとうらはらに わたしはこの状況にいま 自然体を感じている 数年前行ったネパールの田舎 月曜の昼過ぎ 人々と牛や犬がひとつ木立の木陰で何するわけでもなく座っていた あの彼らのつくっていた不思議な時間  あれを思い出している 今わかるのは  極限にかけ離れている大地と ひとの その感覚 彼らは 大地のもつ時間感覚に無意識に寄り添って生

ゆりうごき いまへ  ~地球のおもい~

かつて かわいた星がありました そこの歴史書によると   住人たちは増えども知性と叡智は結ばれず 二分して分裂したまま 戦いの多さに星にあった生命は もろく消え堕ちてしまいました 住人は仕方なく他の住処を探しました そうしてゆたかなこの星をみつけ  ここのにんげんとなりました 地球は無限の生命が完全なる調和をもって成り立っていましたが   新しい質をもった参入者で  調和に亀裂が入り 自然な循環が変えられていきました    物理的にも霊的にも すべてのいきも

にんげんの 入学式

新しく、うん万年のときのサイクルが回りだしました。わずかずつ空気にしのびこんできた、違うかたちのきれいなひかりが、目にも見え始めています。春、という季節に乗って。 それらでつくりあげられる世界の始まりをまえに、3つのインスピレーションを得たので、ここに記しておこうと思います。 1  世界の絵地図 新しい世の設計図はある。 それを見据えること。 見極めること。 高く積み揚げどももろく、崩れやすい思考のゲーム 閉ざされたマインドの中だけでつくられ、地に足のつかない夢物

量子時代へ向けての覚え書き

ウォーキングデッドのチャンネルと、上空ミサイル映像と、どのくらいの差をもって眺めることができるだろう。 世界の根源らしきものから始まり、無限ともいえる試みの果て、ついに生命はその根源、量子的なものを見つめるに至る今日この頃。ミサイルに怯えるごとくにそれを目前に立ちすくみつつも、意識はリンクし始めてしまった。 そうして始まった在り方とはどんなだろう。はてさてひとは新しく何を願うのだろう。 それまで囚われていたパーソナリティーとしての個人の意識は、それを俯瞰し、やがてパーソ