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いのちのことだま

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いのちの うた
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#いのち

またたき

世界はそのままで 完全で わたしはただ 瞬くだけしかできなかった 過ぎ去るひかりは その…

みゆき
5日前

きえない ひかり

いま 山々を まえ 消えていった すべての光景を ここにいる わたしの目は  包み込んで…

みゆき
8か月前

ときをたびする目

ときの輪おさめ   あまつ 満ち満ちたとしても 湧きあがる憧憬 暗く凍てつく 雪のやま …

みゆき
10か月前
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生まれ日にて

道が開けた   山々が遠く続く  雲の群れが移動し わたしたちはその動きを真剣に追い 走…

みゆき
1年前
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願い  七夕

ほんとうは   雨雲なんて ない 銀河の星たちは   いつだって どこだって 響いて  …

みゆき
2年前
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青のひろがりのなかに

こどもは 知っている この世界が奇跡だということ   白い花たちが燃えるように咲いている …

みゆき
2年前

包容

時代をこえ 抱えこんだすべてを手ばなして その包みこむおおきなやさしさを 未来にたくして

なんにもない朝に

生きている うつろな日々 なんにもなくなった 朝でも そのひかりの 美しさ すべての思い…

みゆき
2年前
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星の旅人

街灯りのない 広漠な闇が 足元をすくった日 虚ろなたましいの 彷徨いでる 依り場なくした…

みゆき
3年前
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うつりかわる           あなたたを              わたしを    …

みゆき
4年前
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わたしは 道

絶望は 過去に とまり 希望は 未来に うかび 揺れ動く わたしは ただ  ここに 絶望…

みゆき
5年前
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tokyo exultation

灰のなかから 瞬く間に湧いた 異世界的ひかりの 希有 この儚い神宿る都市に 月とおし 歌…

みゆき
5年前
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川おりる 彼女は

 ゆっくりと 彼女はもう このときにあることを拒む 拒んで振り向いて 拒んで解き放れよう…

みゆき
5年前
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春の宴  ・・・3年

春に明けたその朝、宝満のやまはその存在を、すべてへ向けてはっきりとあらわしていた。 透明な空に虹高く立ち、その祝福に未だ乗りきれぬわたしを乗せて電車はくぐってゆく。 若い月はそこに迎えていた。 かつてよく通った太宰府の山にて、わたしはたった数年という時の無限のたわみの、辿ってきた道すじをみた。あのころ、わたしは青い広がりにあそんでいた。迎えてくれるものの温かさがあった。 あれからいったい、どんなふうにして、あんなどうしようもない暗がりを知ってしまったのだろう。どうしよ