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祝!デビュー50周年〜50年目の夏祭り

わたくし夏の暑さにはめっぽう弱く。「もーさ。暑いとすべてのやる気をなくすんだよね」などとほざきながら、行けたらいいな…とリストアップした予定を片っ端から削ってゆく夏を過ごしております。
猛暑、酷暑、炎暑、これはもはや苦行でしょ。


8/11 メリーアン音頭で盆踊りの巻

そんな私ですが猛暑をおしても「これは行かねば!」と駆けつけたのがこちら。神田明神さんの納涼祭り。お祭り3日目の盆踊りに『メリーアン音頭』が登場すると聞きつけて行ってきました!
道中は、サングラスに日傘とハンディファン、首すじには薄手のショールで保冷剤を巻きつけ、凍ったペットボトル飲料で手のひらを冷やしながら&飲みながらの完全防備。隙あらば涼しい店内を通り抜け、極力地下通路を駆使して辿り着きましたよ。

盆踊りのスタートは17時過ぎ。まだまだ暑いけれど日中の灼熱を思えば幾分やわらいだかも?という時間帯で、ツアーTやツアーバッグの方も多数…
お仲間さん♡たくさんいらしてました。

懐かしいうちわひっぱり出してきました〜

春ツアーでの “お手本” ダンサーさんたちがここにもご登場、やぐらの上で踊ってくれました。輪の中央には浜町音頭保存会のみなさま。私たちはその外側にぐるりと陣取り。

「みんなで輪になって踊る」このスタイルだと、前に歩いたり後ずさりしながら踊ることになるんですね。そうだ!盆踊りってこうだった!うわ〜楽し♪ なんてやっていたら、メリーアン音頭はあっという間に終わり。あ〜終わっちゃったー…と思ってるところへ「もう1回やりましょうか!」ということでメリーアン音頭×2回!踊らせてもらえたんですよね。楽しかったな〜。汗だくでヘロヘロになったけどがんばって行った甲斐がありました!
神田明神さん、ありがとうございました。

8/17・18 夏祭り本番!Kアリ2Days

さていよいよ。デビュー50周年の夏のイベントです。Kアリーナ2Days!
完全防備で出かけますよ。台風にヒヤヒヤさせられましたが、無事に開催が叶い本当によかったです。

今回初の試み→グッズの事前予約は実にありがたい仕組みで。受付可能枠数に制限があり殺到することも予想されたので、予め仲間うちでまとめて申し込み→まとめて引き取り。おかげで今年はかなりラクできました。やたー!

…と思いきや。予定外だったのが新聞です。

これですよ。コレこれ。ほっしー!じゃないですか

初日の土曜日。
グッズの受け取りが14時〜14時半だったので、このタイミングで入手しようとしたところ…早くも初日分の販売終了とのこと。なんと…(泣)
その後SNSなどで情報を得るに、いや…こりゃちと大変だぞ、となりまして。

日曜日。
遠征組の友人たちが高見沢さんのギター展を見に午前中からESPへ向かっている間に、私が開始時刻に合わせて新聞列にトライすることに。
よっしゃあー!がんばる!
結果。買うには買えたのですが。
なにぶん暑さ耐性ゼロな私…ヘロヘロになりまして。

スポニチさんが予定を変更して朝イチから販売開始してくれたおかげで列がかなりハケていたのと、直前の通り雨(=涼)など。土曜日より随分スムーズに買えたはずなんですが。いや〜もーこの猛暑…勘弁して欲しい…へっろへろになっちゃいまして。手足がしびれるぅ。ううう…

涼しい場所のソファを譲ってくださったお兄さん。更には冷えたポカリゼリーを手渡してくれ、話しかけながらずっと気にかけてくださった心優しきお姉さま。おかげでみるみる回復し、本番前には完全復活!アル中さんの優しさに涙が出ましたー。

そんなこんなでも忘れられない夏イベになりました。でもって新聞は開演直前でも買えたという…←来年には笑いのネタになるやつw

開演前のドタバタはさておき。
肝心のステージはというと、言わずもがな。もう凄くて。圧巻のライブでした。これが50周年か〜!

私…春ツアー何本か参加してきたんですよ。つまり直近のステージを見ている。だからTHE ALFEEの凄さなら存分に知っている。
ーーーこの春は坂崎さんと高見沢さんが古希を迎え。その年齢に疑問符がつくほどまったくの衰え知らずで。ステージ駆け回る体力も、シャキン!とした姿勢の美しさも、たった5人で出してるとは思えないサウンドの厚さ、演奏の確かさ。声のハリ、正確で美しいハーモニー。一方で全力で笑かしにくるコントw とことん仲がいいわちゃわちゃな空気感。はたまた照明の美しさに、ALFEE’s crewのチームとしての対応力の高さ、などなど。
もちろん夏イベには期待してました。なんたって夏イベですから!そして40周年、45周年の流れから予想できていたものもありました。それでもその想像の上をいく。期待を超えていく。その凄まじさたるや。

『セトリが神』というのももはや常套句になってますが。
冒頭にシングル曲が並んだのは、高見沢さん曰く「50周年ぽく…」とのこと。シングルのベスト盤も出ましたしね〜。直近トリビュートで聞いていたあれやこれを本家Ver.生で聞けたのも嬉しかったです♪
「ロマンス〜」の振り付けは、高見沢さんも途中からセンターステージに出て一緒に踊ってくれましたよ。↓これ♪ これ♪ (おふたりは演奏に集中)

THE ALFEE【公式】 on Instagram: "THE ALFEE New Single💿『ロマンスが舞い降りて来た夜』MV公開‼️ 皆さんお待たせしました🙌🏻💓 心が弾むポップでメロディアスなナンバー😆🌈🌈🌈 「ロマンスが舞い降りて来た夜」MVのshort ver.を公開です⁡ ⁡(*´ω`人)~♬⁡⁡ ⁡⁡ ⁡ソロカットも素敵なのですが😍 なんと‪💡‬今回はメンバーがダンスに挑戦しましたよ❣️ とても覚えやすく、楽しいダンスです°・*:.。.☆⁡⁡ 皆さんもこの動画を見て、一緒に踊ってみてくださいね🤗🎶⁡ ⁡⁡⁡ ⁡ #THEALFEE ⁡#桜井賢 #坂崎幸之助 #高見沢俊彦 #Takamiy #新曲 #doubleasidesingle⁡ #KODAMA #ロマンスが舞い降りて来た夜 #mv #shortversion #fullversionもお楽しみに🫶 #みんなで踊ろう #THEALFEE新曲最高 #THEALFEE50周年アクステ推し活 #THEALFEE50周年推し活⁡" 11K likes, 464 comments - the_alfee_official on July 26, 2024 www.instagram.com

若干照れながらも、カンペキに覚えた振り付けを一生懸命踊る高見沢さんがめちゃくちゃかわいかったです♡

5曲目を終えたところでお座りタイム。センターステージ上に椅子が出てきたら…期待してしまう…そう。あれ。客席に対しての「ここは一旦座りましょうか」という呼びかけに、一緒に腰かけて「おまえが座るなよ!」と突っ込まれる桜井さん。突っ込みを入れつつ、その膝(桜井さんの膝の上)に座る高見沢さん!!さらにその膝(高見沢さんの膝の上)に座る坂崎さん!!!
思わず「あー!完成した〜!」と声をあげてしまいました。ロボが合体して最強になるかのようなw
そういえば幸ちゃんを膝に乗せて「かるっ。おまえ軽いな〜」とおっしゃってましたね…うん。確かに。…私より軽そう…w

度肝抜かれたのは、やはり記事にもなったフライングでしょうか。去年の武道館でぶっっったまげた高見沢さんのフライング。Kアリーナでも飛んでくれました!! も…なんでしょうね?あの体幹の強さは!声もまったくブレることなく。本当に尊敬しかありません。また今回はキラキラ&ふわふわなお衣装で。まさに天使♡麗しいエンジェルたかみーの降臨でした!

今回のセットリストの中で、個人的に特に印象に残ったのが「Heart of Justice」です。ツアーでも夏イベでも、それこそ野外でも、何度も聞いてきた曲。思い出がたくさんつまっている曲でもあります。
瞬間的にあ!久しぶり!懐かしい!となったのですが、始まってみると、何か…こう…いつも以上に迫りくるものがあり、その気迫に圧倒されました。

この曲は1989年3月リリースのアルバム『DNA Communication』の1曲目に収録されたナンバー。当時の高見沢さんのメッセージで忘れられない言葉があります。

正義(justice)は力(power)では決してなく、正義とはそれぞれの心にある愛なのだ。

朝霞米軍キャンプ跡地での夏イベを経ての秋ツアー『RESISTANCE』そのツアーパンフの中で、自由と平和の大切さについて文章を綴り、最後をこう結んでいるのです。

元より日常に活きることで、この言葉に出会ってから私は意識の持ち方や捉え方が変わっていったように思います。パワーで振りかざすものではなく、押し付けるものでもない。私なりの解釈ではあるものの…様々な立場の人と接する際、また自身も色々な立場で物事に関わる際に大事にしているスタンスだったりします。

またツアータイトルについて「破壊するためでなく抵抗するためでもなく、自分が自分を越えるためのレジスタンス」とも。
これについては当時、高校生だった私、最高にカッコいいな!と、そんな生き方をしたい!と思ったのです。
争うことでなく、個々を認め尊重し合い、自らのことは淡々と磨きあげ。今、この言葉を振り返ってみても、THE ALFEEはずっとその通り進化を続けてきている。だから今もなお多くの人を魅了し輝き続けているんだろうな、と。

私はというと…当時そうありたいと願った私は。全然そんなふうにカッコよく生きられてないけれど。
正義も自由もどうありたいのかの指針。この先、何を見つけ、何を選び取ってどこへ向かうのか。どう生きたいのか。
会場内がどんどん熱気を帯びていく中、そんなことを思い出し、考えた2024年の「Heart of Justice」でした。あの頃よりもずっと力強くクリアに響いた歌声が胸に焼きついています。

最高潮のボルテージから一転「Musician」へ。これは…予想してました。ここできたか…と。周年のたびに歌詞が書き換えられ、つけ加えられてきた曲です。バンドデビュー50周年という前人未到の場所に辿りついて尚、"歩き出そう” と歌ってくれたことに涙が止まりませんでした。 ”命の火が消える時まで 君だけに歌い続けよう"  と。こんなギフトは、こんな素敵なおくりものは他にありませんよね。

今日から明日へ その先の未来へ も。
未だゴールは見えず も。
まだまだこれから!という頼もしい姿に、こちらもまだまだ…一瞬たりとも目を離せそうにありません。

2019年の45周年からのこの5年間は、相次ぐ公演中止、無観客、声出しNGなど悔しい思いをたくさんしてきただけに、50周年の今年、夏のイベントがこうして万全の形で叶ったことは実に感慨深いことでした。
満員のKアリーナ。あの会場のエネルギーは思い出すだけでもゾクゾクくるような。最高の夏祭りでした。

友人のもとに舞い降りたのを撮らせてもらいました♪

8/25 デビュー記念日です!

夏イベから1週間が経ち。場所はみなとみらいのKアリーナから、有明アリーナへ。
1974年8月25日にデビューしたTHE ALFEE。ちょうど50年前のこの日です。
『記念セレモニー&スペシャルコンサート』に参加すべく。またも完全防備で出かけますよ!

会場最寄駅に着く頃には、自宅から持ってきた保冷剤も、凍ったペットボトル飲料もとうに溶け。わたくし、この「凍ったペットボトル飲料」を命づな級に頼りにしているので新豊洲駅での調達を試みたところ………ナイ。ない。あれ、ないね。探し回る時間ももったいない!ということで。
ふと目についた1kgの氷を…w 赤子のように抱いて凌ぎましたww

我ながらアホやなw という感じですが、もうホント暑いのダメなんです

駅から一路アリーナへ。仲間内で ”引出物” と呼ばれている記念品を受け取り、付近のカフェに避難する頃には半分以上溶け…。いや〜立秋も過ぎたというのに、どうしてこういつまでも暑いのか。せっかくの巻き髪がもうダルダルじゃないかぁ(泣)なんてことをしてる間に少しずつ陽が傾き始め。

始まりますよ!

セレモニーらしくシックな装いで登場したメンバーに、客席サイドもどことなく緊張感漂う拍手でお迎え。ああとうとうこの日が来たのか。デビューのきっかけとなったS&GのBoxerでスタートしたスペシャルコンサートは、続けて、ルーツであるコピーの名曲を披露した後、セレモニーパートへ突入しました。

ここで感謝状、開封の儀。
桜井さんが感謝状を読み上げる感動クライマックスな場面で高見沢さんが「くしゃん!」としたのが、なんともたかみーで、たかみーでした。マイクが拾わないようにと口元を手で覆ったのに、巻き込まれたマイクがバッチリ拾った模様。思わず笑ってしまい、下瞼のふちで止まっていた涙がこぼれ落ちました。

それにしても。この感謝状。
きっと今回もいただけるんだろうな…とは思っていました。恒例なので。恒例とはいえ、おのおのフルネームを入れたそれを用意していただけるのは凄いことだなと思ってましたが。でもまさかそのすべてに。全員分に直筆サインを入れてるなんて思わないじゃないですか。↓こうやって1万人分、1枚1枚。1万枚。一体いつから書いてくださってたんでしょうね。だって賢さん、ファーの付いたブルゾンをお召しですよ?

後半はオーケストラを交えてのALFEE CLASSICSとなりました。「ホルスト×星空のディスタンス」と「ワーグナー×ジェネレーション・ダイナマイト」は『THE ALFEE CLASSICS』の服部先生のアレンジにかなり近い形。「FLOWER REVOLUTION」もそうかな。どれもTHE ALFEEの曲の部分は歌もコーラスも入る通常ver.で合体したので、アルバム通りではないけれど、音色的には聞き慣れた服部先生のパターンでした。そして、曲ができた時からオーケストラとやってみたかったとお話されていた「時の方舟」、これを生のオケで聞けたのはまさに贅の極みだったのではないかと思います(音響トラブルがあり、アンコールの最後にもう一度演奏されました。私たち的には耳福♡)「夏しぐれ」はしっとりとした雰囲気でストリングスがとても映えました。ハンドマイクで歌うのをいつも嫌がってる高見沢さんも、オーケストラが一緒なら歌ってもいいな〜♪ なんておっしゃってましたね。個人的には松本隆さん・筒美京平さんにも聞いていただきたかったな、と思うなど。

尚、オーケストラ指揮と編曲は、THE ALFEEの楽曲も数々手がけていらっしゃる萩森英明さん。そしてコンマスは吉田宇宙さんでした。

それにしても木星×星ディスは泣けて泣けて…。弦の響きに涙を誘われたのと。服部先生とのコラボも思い出深く。花博に始まり、国際フォーラムの柿落とし、ベルリン公演、神宮の夏イベなど。そもそも星ディスは、私のアル中人生が始まるきっかけでもあったので、いやはやちょっとやられました。やられまくりました。本当に贅沢な一夜でした。これといって自慢できることなどない人生だけれど、小学生だったあの日、ALFEE沼に足を踏み入れた自分のことは褒めてあげたい。

デビュー50周年のめでたき日に、それはそれは素敵な感謝状をいただいてしまった私たちアルフィーファンですが。活動休止なし。立ち止まることのなかった50年間。この佳き日に心からの感謝をお伝えしたい。どんな時もALFEEの歌があったから。進化し続けるその姿にずっと支えられてきました。その背中をまだまだ追い続けますよ!

さて。こうして2024年、私の暑い・熱い夏は終わりました。終わったのです。
だから!もう!早く涼しくなって〜〜〜!

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