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奈良に行くなら[2]〜春日大社編

前回は旅のスタート地点、飛火野について書きました。

飛火野を抜けて砂利道の参道を歩く。じゃっじゃっじゃっじゃっ。その先にあるのが春日大社です。言わずと知れた名社。全国約3千社の春日神社の総本山で、世界遺産にも指定されており、藤原氏の氏神としてもよく知られています。

参道の脇でまったりしている鹿ちゃんや、鹿せんべいを狙う鹿ちゃんと戯れながら進むと、ニ之鳥居が近づいてくる頃には、観光客の数もぐんと増えてきます。

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御本殿の参拝と合わせて必ず歩くのが、奥の院道です。

若宮さまから金龍神社を参り、宗像さまにご挨拶、紀伊神社を詣でて、そのまま坂を下ります。そして上の祢宜道を通り、夫婦大國社を経て大楠へ戻ってくる、というのが定番ルート。この奥の院道から上の祢宜道のぶらぶら歩きが最高に気持ちよくて。理由のひとつにあまり人が来ない、というのもありますが。ここをのんびり歩いていると、何ともいえず気持ちが満たされるのです。清々しい心地よさにシャキッとするような、それでいてふわっと包まれるような空気感が何だか特別で。

若宮さまを参拝しても、夫婦大國社でUターンされる方が多いように思いますが、ぜひ一度奥の院エリアも歩いてみてください。春日大社の奥深さを感じられると思います。

また藤の名所としても名高い春日大社。御本社前の「砂ずりの藤」や萬葉植物園が有名ですが、境内随所にも多くの藤が自生しています。開花時期でないとなかなか気付きにくいけれど。

それまで藤棚で咲いているのが藤だと思っていた私...ここで初めて自然に咲くの藤を見てびっくりしました。藤があんなに大きくなるとは!あんなに高い所で咲くとは知りませんでした!

この後、御本殿を経て一言主神社、水谷神社を抜けて東大寺方面へ向かうのですが、それはまた次回に続きます。

クリックで再生(春日大社公式HPトップからも再生できます)

※2022/9/15 追記
春日大社さんの公式Twitterで、紀伊神社の例祭の模様がUPされていました!


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