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子育て中のママが瞑想するとイライラが薄まっていく

小中学生3姉妹のアラフォー母です。

コロナ騒動が始まってから、家で過ごす時間が増え、でも感染の不安・子供たちの学校・夫の通勤など不安なことがたくさん。それ以前からただでさえ気にしがちで、メンタルがちょっと弱い私は日々のニュースに翻弄されていました。

そんな私がこの自粛期間に身につけたもの。それは「瞑想」の習慣です。

情報に翻弄され、振り子のようにユラユラしている自分の心をピッとひもを止めて落ち着かせたい。そんな思いでネットサーフィンしている中、行きついたのが「マインドフルネス瞑想」でした。

「瞑想」ってヨガを極めるためのもの。お坊さんが修行で用いるもの。仏陀でいう何日も旅して「悟りを開く」みたいなスピリチュアルなイメージで勝手に思っていました。

ところが「マインドフルネス瞑想」はちょっと違っていて「瞑想」が脳に影響を与え、思考や行動を変えていくことができる脳科学に基づいた理論的な脳のトレーニングだったのです。

そんな中で私のような子育て中のアラフィフ主婦でも、なぜ瞑想をお勧めできるのか書いてみたいと思います。

日々イライラしているということに「気づく」だけ

子育て中のママさんなら誰しも、イライラすることがあると思います。日常茶飯事ですよね。

計画を立てて行動していても、子供たちの行動によって全然思い通りに過ごせなかったり、突発的な事態がおこったり、場合によってはそこに夫からの謎の要求が加わったり、それは書ききれないほどのたくさんのイライラを日々経験されていると思います。

でも、親なので、大人なので何とかやり過ごそうとしたり、こらえきれず怒鳴ってしまったり、いっそ逆に気力もなくなって全て放棄してしまったり。そんな後には「またやっちゃった」という罪悪感や虚脱感、ネガティブな感情を感じますよね。

この「自分がネガティブな感情を感じている」と気づくことがポイント

その感情を感じている自分に気づく、自分の感情を一歩引いたところから少しよそよそしいような感じで見つめる。そうすると感情の渦みたいなものに引き込まれることなく、冷静でいられる自分も現れるようになります。

マインドフルネス瞑想はそのための脳のトレーニング。

この瞑想では呼吸に意識を向けていきます。忙しければ1分でも、できるなら5分、10分とまとまった時間を作って、目を閉じ、ゆったりとした呼吸を感じます。

いくら呼吸に集中しようとしても、もちろんいろんな思いが湧いてきます。イライラ、自己嫌悪、最初は雑念だらけ。むしろ雑念しか湧いてこないかもしれません。人間なのでその「思い」や「考え」は止められません。

私の場合、一つのことにとらわれると、頭の中がそれでいっぱいになってしまう性格のため、本当に最初は雑念しか浮かばない瞑想に意味があるのかと思ったくらいでした。ところが、瞑想を2週間ほど続けたあたりから、また同じこと考えてる、また同じことで落ち込んでる、と少し面白くなってくるほど同じ思考が頭の中でグルグルしていることに気づいてきました

繰り返し瞑想するとだんだんその「思い」や「考え」を客観視する自分が現れてきます。

ネガティブな感情に「気づく」ことができるようになってくるとそのあとの行動も冷静になっていきます。感じたことをすぐ行動に移すのではなく、感じたことの「気づき」と「行動」の間に間が置けるようになれば、その感情を手放すこともできるようになっていきます。

3人姉妹子育て中の私の場合、この2か月瞑想を続けてきて、「私は何事にも動じません」と言いたいところですが、まだまだその域まではいかず、でもイライラを感じているときの自分に気づくことはできるようになりました。時に子供に向かって暴言も吐いたりすることはありますが、瞑想前よりイライラ感が薄まったような気がします。

このまま続けていくのが楽しみな「マインドフル瞑想」。なにか新たな気づきがあれば記事にしていきたいと思いますが、ヨガをする人、お坊さん、など修行者だけでなく普通のどこにでもいる日々頑張っているママさんにこそ知ってほしい技の一つとしてのご紹介でした。

是非、毎日ほんの少しでも心静かな時間をとってみること。その少しの時間がたくさんの穏やかにつながっていくとよいな、と思います。

お読みくださり、ありがとうございました。


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