アラフィフ主婦が3か月瞑想を続けている訳
小中3人の女の子を子育て中のアラフィフ主婦です
コロナで自粛が始まってから瞑想がいいと記事を書いてきていますが、4月末から初めた瞑想も毎日、かれこれ3か月続こうとしています。
ヨガをしている訳でも、信仰がある訳でもない、ただの家庭の主婦の私がなぜこんな習慣といして続いているのかその理由を分析してみようと思います。
1.コロナへの恐怖が落ち着くかと思ったら、本当に落ち着いてきた
最初はコロナの流行が広がりだして、自分の健康、家族の健康、日本の状況、世界の状況、いろいろなことがどうなっちゃうのか恐ればかりの毎日が嫌で救いを求めていた。それが始まりです。
とは言え、あまりスピリチュアルにはまってそれに頼るようになるのも心のバランスを崩しそうかなという中、見つけだしたのは「マインドフルネス瞑想」
グーグルなどの社員教育にも使われる脳科学に基づいた瞑想法で、理論好きの私はこれならあまり怪しくないかも、と思いオンラインセミナーを受講してみました。
瞑想はインテリアとして使うスノードームにたとえられます。振ってしまうと雪がもやもやして中に何があるか分かりませんが、落ち着かせてすべてが降り積もると中にあるものがハッキリ見えてきます。
それを思考で行うのがマインドフルネス瞑想。
日々いろいろ考えていると頭の中がグチャグチャであれもこれもやらなきゃ、となりがちですが、瞑想して静かな時間を持つことで、その中心にある「今、私が何を感じているか」ということが何となく見え始めてきます。
心配しても仕方ない先の事、後悔しても変えられない過去の事。グルグル思考を巡らすよりも、今自分がどう感じているかを感じる時間を持つことで、ちょっとずつちょっとずつ、コロナへの恐れが薄れていったのでした。
2.「継続しないと効果が分からない」という言葉を信じてみた
「瞑想は継続すると効果がわかってきます」と教わりました。そんな毎日やらずとも、まとめて週末とかやるのでいいじゃん、とは頭をよぎりましたが、コロナ自粛中は時間があったので結果的に毎日時間がとれました。それが功を奏したのかもしれません。
何となく初めてみた瞑想。最初の1週間は何にも分かりませんでした。静かにしているのに、雑念ばかり浮かんできて瞑想やってる意味があるのか、と思うくらいに。できる気がしない、わかる気がしないとつまらない1週間をすごしました。
ところが1週間続けてみたら、その雑念がだいたいおんなじことばかりということに気づいてきたのです。「なんだか私って同じことに頭を悩ませ続けてバカみたい」「またこれ考えてる、もう考える必要ないのに私ってもの好き」と客観的にとらえる自分も現れだしたのです。
こうやって「気づき」がでてきたら、解消できることは行動して解消するし、どうにもできないことはただそれにあたふたいしている私を見守る。「またこのことが気になってるんだね。」とただただ感じ、それじゃダメだとか自分を責めないように心がけました。
続けていると頭に浮かぶことがどんどん移り変わっていきます。今日の私はこれが気になっているな、頭の空白が今日は少ないかもな、というセルフチェック。
毎日移り変わっていく思考を追って、それが気が付けば3か月続いてる感じです。
コロナ対策で体温を測るよりも、いつしか思考のチェックが日課になっていきました。
3.1日1回の瞑想の時間にこだわらない
瞑想というと長時間静かに座って…というイメージですけど、あまりこだわりません。
朝、起床時、家族が起きてくる前に10~20分程度やるのが一番私には良いリズムですが、家族が起きてきたり、やる気がわかないときは朝はやりません。
昼間に静かな時間がとれた時や、夜お風呂に入った時、寝る前など、10分もやらずに5分、とか10呼吸だけとか。
時間を測るのが面倒な時はyoutube先生を使い、「瞑想 朝」「瞑想 夜」で検索して、動画時間を確認しながらその時できるそうなものを選びます。
時には思考を見つめるのが面倒くさいと感じる日もあります。そんなときもyoutube。呼吸法や身体の感じ方を声でずっと誘導してくれる瞑想が多いので、ただその声に従うだけ。雑念の状態まで気にする余裕がないくらいのものもありますが、それでも目を閉じて自分と向き合う時間はスッキリするのでおススメです。
瞑想初めての方もyoutubeで検索して、これならやれそうと思うタイトルを選ぶと始めやすいと思います。
以上3点、コロナへの恐怖から逃れたかった私がきっかけで始まり、ちょっと続けたら客観的に自分を見られ始めて良かった、時間ややり方にこだわらない。こんな風にただの主婦でも瞑想を3か月も続けられています。
瞑想っていまいちわからない、という方も習慣化がポイント。
瞑想習慣をつけるヒントになれば幸いです。ありがとうございました。
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