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子どもたちが休校になって親が安らかに過ごすために叶えた3つのこと

我が家には現在中2・小5・小2の子供がいますが、休校になってからこれまでなら絶対聞かなかったお願いを叶えてあげました。私的にはかなり葛藤したものもありますが、このながーいお休みを親子で心安らかに過ごすためのヒントになればと思います。

子供たちの学校が5月31日までの休校延長決定となりました。終業式・新学年でほんの数回学校には行ったものの、前人未到、これまで経験したことのない実質まるまる3か月の超長期休み。

休みとはいえ基本はステイホームですし、子どもも親もだんだん息が詰まってきています。

そんな中で、休校に入って私が子供の希望をかなえてあげた3つのことを紹介したいと思います

①マンガ「鬼滅の刃」既刊全巻購入 

休校になるかなり前からずーっと「鬼滅の刃」ほしいほしい攻撃をうけていました。特に小5次女から。読んだこともないのにお友達がどうやらみんな(どの程度みんなかは不明)漫画なりアニメなりを見ているみたいで刺激を受けたようです。

コラボの限定お菓子が出るとお店を探しに回ったり、コンビニ限定なら入荷日を調べて入荷時間まで店員さんに聞く周到ぶり。でも限定で品薄なのかなかなか手に入れられず、夫とともに近所での市場調査に苦戦していました。

めんどくさいなあと思いながら付き合う日々でしたが、ふと気が付いたのです。コラボお菓子じゃなくて本を買ってしまえばいいことを。それがあればお菓子は別にいらなくないか、という大人の発想で4月初旬に夫と二人お散歩で近くを通った本屋にてとりあえずこっそり5巻までを購入。

限定お菓子が手に入らないと嘆く娘にそーっと本を出し、お菓子は諦めてこちらを読んでくれとお願い。納得してくれて、嬉しそうに本を読む次女。小1の三女には難しいかと思ったけれど声を出して笑って読むほどに。

子供たちからは何度もありがとうと言ってもらえて、こちらも気分よく、後に6巻以降を購入しようと約束。しかし、ここからまた新たな収集の旅がはじります(^^;

先日購入した本屋。在庫がそれなりにあったので気軽にまた行ったところ棚から本が消えていました。こんなに売れるんだ~と感心する一方、入荷の予定は分からないとのこと。

結局その後、本屋の鬼滅売り場がお散歩コースに加わり、毎日通ってチェック。巻数が飛び飛びでは在庫もありましたが、順番に買いたいという想いは家族共通。かれこれ2週間近く本屋通いをして19巻までの全巻揃えることができました。

紆余曲折ありましたが、何度も読み返して楽しんでくれているのでいいお買い物だったかな。お菓子のことはもうほとんど言わなくなり、テレビ漬けよりはなんとなく漫画の方が怒りが薄いので、子供のお願いをかなえてあげて良かった一つです。

②「あつまれどうぶつの森」がやってくる

我が家にスイッチはありますが、ソフト購入については子供3人の意見がなかなか一致しないので年に1~2本程度しか購入しないでやってきました。

昨年末に1本購入していたため、当面買うつもりのなかった私。

ところが、自粛が騒がれる中「あつ森」はみんなやっているらしい。そしてソフトもないのに攻略youtubeを一生懸命見る子供たち。

二女・三女においてはいつ買ってもいいようにとなぜかプレーヤー名を「あつ森」にでてくる「たぬきち」に変える始末

長女は緊急事態宣言以降はなかなか友達と集まって遊ぶことも自由にできなくなり、そんな他の友たちは「あつ森」で交流しているらしく私もやりたいな…と悲しげに。

最初はかたくなに断っていた私ですが4月半ば過ぎ、休校延長がありそうな可能性も出てきて、さらに1か月ほしいほしいと言われ続けるのも辛い(涙)

半ば根負けでしたが、私があきらめ購入し、今ではケンカしながら仲良くやっています。

「あつ森」のいいところは、一人だけでゲームに没頭するのではなく一つの島をみんなでつくるところ。誰かがやっている時間も、ここに家を建ててとか、植物を植えて、などやっていない人も一緒に話しながら見て島をデザインするのが良い感じです。

私も一緒にちょっと楽しめたりして♪かなり長引かせましたが、こちらも叶えてあげて良かったお願いです。

③「チャレンジタッチ」に申し込む

中2長女は塾にはいっていないので、せめてとチャレンジタッチをしていました。きちんとやっているかどうかは別として、休校になってもやることがあるのである程度はおまかせで「やりなさいよ」とお小言を言う日々です。

ところが小5次女は何もなく、休校当初は参考書など買って4年生の復習をしよう!と取り組ませていたのですが、ずるずる学校の休みも長引き、新学年の新しい教科書だけはもらえましたが、学習は一切できず。

そんな中チャレンジからの勧誘お手紙はどんどんやってきて、それを見るたびに次女は「勉強したいなあ~」とつぶやき。普段なら学校の学習だけで充分、費用もかかることだし、低学年の時に別の通信教育で挫折した過去もあり、気持ちはわかるけど継続できるかリスクが高いなあと躊躇していました。

でも緊急事態宣言発令後、世間の様子を見ながらもし学校が始まったとしてもいきなり普通に始まることは困難。1学期行けるかどうかわからないだろうし、行けるようになってもまた感染の波が来たら休校はあり得ると個人的に判断しました。

これまでのように学校で継続的な学習を進めるのは難しい、かと言って私が面倒を見続けることもできないし・・・ということでこちらも2か月近くお願いをさんざん引っ張って申込みました。

二女は「がんばる!ありがとう!」とご機嫌です。本当なら勉強したい気持ち、すぐ尊重してあげればよかったなと後悔もあります。大人はすぐいろいろ考えてしまって厄介ですね。

小2三女は教材を与えても結局面倒みないと進めなさそうなので、できるだけ私が気を付けて進めたいと思います。

子どもの学習の進め方は本当に難しい。どのご家庭も、どこの学校も悩ましい問題ですよね。

9月から新年度という案も出ていますが簡単にいくものでもないでしょうし、子どもの学習意欲をそがないように少しでも新しいこと身に着けてもらえるようにこれからも考えていきたいと思います。

最後に

以上、私がかなえてあげた3つのこと。

特別給付のひとり10万円が入ってこないと苦しいなあ~(苦笑)しかし、金銭問題以上に親にとっても子供にとっても、どこか尊重しあわないとずっと一緒に家に居るのは気持ちが苦しくなってしまいます。

私はこの3つを譲歩したことで、今ちょっと気分よく過ごせています。そして、買ってあげたからいいでしょ、ということではなく一緒にそれをやってみて共通の話題を得て楽しみが広がるところもあります。

長引く自粛生活、お互いがご機嫌でいられるよう、ダメダメばかりでなく譲歩できる部分は受け入れて寄り添うことも考えてみるといいかもしれません。

世間のお父さん、お母さん、一緒に頑張りましょう~!

お読みくださりありがとうございました。

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