アフターコロナのいえづくり
新型コロナウィルス感染症対策で外出自粛期間があったり、テレワークが進められてきたこともあり、「住まいの考え方」が少しずつ変わってきている気がします。家を見直したいと思う人が増え、外出自粛期間はなかなか進めにくかったリフォーム、リノベーションの需要が増えているのではないでしょうか。
家族が一緒に過ごせる家、とは
「理想の家」のイメージが、今までは「家族が一緒に過ごせる家」だった人も多かったと思うのですが、いざ、長期間一緒にずっと過ごすことになったら「お願いだからちょっと離れて」と感じた人も少なくないと思います。
もともとみゆう設計室では「家のいろんな場所に居場所をつくる」という設計をしています。それぞれが別のことをしていても程良くお互いの気配を感じられるようにしているので
「家族が向き合いすぎなくても良い」
間取りにしていることが多いです。実際に外出自粛期間の様子をお客さまに聞いたところ、「家族がお互いストレスを感じないように家をつくってくれていたので、外出自粛期間も快適でした」という方ばかりでした。
家族みんなが居心地良い家
外出自粛期間、雑誌「オレンジページ」さんから「家族みんなが居心地良い家」について監修してほしいという依頼がきました。
そのとき「家族と向き合いすぎない間取り」「ひとりのリラックス空間のつくりかた」についてお話したら、担当のライターさんに「そのような視点はなかった」と喜ばれました。
だれでも自分のリラックス時間が欲しいのよ。
特に子育て中のママたちは子ども優先、家族優先にしがちですからね。自分のリラックス時間、リラックス空間ももっと重きを置いて良いと思います。
換気のこと、間取りのこと、手洗いうがいのこと
リフォーム工事着手したばかりのお客さまは、帰宅してコートや荷物を玄関付近に置けるようにしたい、というご要望でした。玄関周りで荷物管理、手洗いうがいができる間取りはアフターコロナのいえづくりでは必須になるのではないかと思います。
換気の仕組みも変わっていくのではないかと思っています。アフターコロナの家づくりで「換気」が変わることについてはブログで書きました。
少しずつ、アフターコロナで求められる家づくりが変わっていくのが感じられます。とはいえ、良く考えてみたら元からみゆう設計室では取り入れていたものも多かったので、その間取りの良さをきちんと説明していく必要があるなと思いました。
まだまだ未熟ですな。
久しぶりのnoteでした。
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