見出し画像

長期戦だからこそ、戦わない、走らない。

外出自粛のこんなときこそ頑張り時!!!

10年前の私なら、そのような言葉を放って、やる気200%で「今にしかできないこと」を探して行動をしていたのではないかと思う。

でも、今は違う。今にしかできないことをコツコツ進めているけれど、気持ちは走らなくなった。これは歳を重ねたからかもしれない。数年前に反抗期と戦って心の武器を捨てたからかもしれない。

悪い意味ではなく、良い意味で、走らなくなった。


頑張る、努力、が全てではない

反抗期の我が子と向き合っていた頃、いつまでこの状態が続くのか、と思っていた。今まで子どもたちに「良かれと思ってやってきたこと」が全て仇となり、今まで頑張ってきた自分の子育てとは何だったんだろう、と思っていた。

何度も戦って壁に穴もあいた。言い合っては泣いた。でも戦っても何も変わらなくて、私は武器を捨てた。そして、反抗期の子どもたちにお願いした。

「何をしても構わないから、母の日常(仕事、家事など)と心穏やかな生活に影響の無いようにしてほしい」と。

その後は基本的に子どもたちの意思や行動は受け入れて、母にとってNGな部分を伝えるように変えた。そうしたら、すごく楽になった。お互いに。


無理しない。頑張りすぎない。焦らない。他と比較しない。

ない、ない、だとしんどくなるので、どちらかというと「穏やかに日常が動くような、一番程良い状態を意識する」ようになったのかもしれない。

こそだてはじめたころに、そんな方法知りたかったな。育児も仕事も全力で頑張って自分でなんとかしようと思ってた。


長期戦だからこそ、戦わない。

このような時期だから尖ったことを言いたくなることもありがちだけれど、基本的には戦わない。外出自粛して三密避けて、自分からは大切な人たちに感染させないようにしたい。

むしろ、小さく溜まるストレスに気づかずにいるのがよくない。少しストレスが溜まっていたようで、昨日はさすがに「大きい声で電話されたらイライラするからイヤホン使って」と娘に伝えた。「電話をしないで」ではなくて「母がイライラしないように電話して」なのだ。

家族が長い時間家で過ごすとき、「〇〇されるとイライラする」をお互い回避することが一番大事なのかもしれない。


今だからできること

とても不思議なことなのだけれども、去年から人と実際に会わなくても、どこでもできる仕事を考えていたことが幸いして、今穏やかに過ごしていられるのかもしれない。

今200%のやる気で頑張って元気でいられる人もいるし、私のように穏やかに静かに過ごすことで元気でいられる人もいると思う。

だから、今だからできること。

自分のペースで、元気でいよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?