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『恐竜博2023』に行ってきました!

開催情報が出始めたころからソワソワしてましたがようやく行ってこられました!!最高でした!!
主役はトゲトゲ、一番のメインであるズールは鎧竜!!記憶にある中でも鎧竜をメインに据えた展示を見にいけたのは初めてだと思うんです、もうとにかく会いたかった!!!の気持ちでいっぱいですよ…
(私は研究者でもなんでもないただの趣味の恐竜ファンなのでこれは個人的な気持ちですが)ここ最近、少なくとも10年くらいは獣脚類の羽毛や、それを踏まえた鳥類への進化の一歩進んだ研究〜みたいなのが主流だったと思うんです。もちろんそれらも毎回ドキドキしながら見に行っていたのは嘘ではないんですけど、他の!他の子達は!!ってずっと思ってたんです。だからもううれしくてうれしくて…

系統図

入ってすぐの系統図に頭を抱える 知識のアップデートがなかなかできなくて、分類が変わったやつとかいまだに混乱しながら系統図を見てます。
このシルエットの表示がわかりやすかった。この後にもあるんですけど今回の展示、光とシルエットを巧妙に使っていてすごく良かったです。これの左上に写っているズールのシルエット、とことこ歩いて左に行っちゃうんですよ かわいい しかもこのあともちょいちょい居る 

パノラマ撮影しないと入らない
胴椎

プエルタサウルス でかすぎる
NHKの恐竜超世界2は見ていたので映像の中で大きさはとてつもないことは理解していたのですが、実物見るとばかでかさが一目瞭然ですね…
私、一番好きな恐竜がずっと変わらずブラキオサウルスなんですけど、あれでも全長25mくらいと言われていて35〜40mってなんなんだろう…いつか全身骨格に出会える日があるんでしょうか まだまだこれからのゴンドワナ大陸、楽しみにしようと思います
そういえば、カルノタウルスもゴンドワナ大陸の恐竜でしたねえ あれもかなり前から好きな恐竜なんですけど、なかなか産出地を覚えられなくて「あっそうだったんだ」ってことばかりです 頭の角が特徴的で良い。

ヘスペロサウルス

今回一番のトゲトゲの主役はズールですが、剣竜類にもかなりフォーカスしていて良かったです!私は剣竜類たちもだいすき… 進化の過程の展示で3〜4体居て、だんだん大きく、角も立派になっていく様子が見ていてとてもわくわくしました。

今回の特別展、でかい化石を大きく大胆なスペースでたっぷり堪能出来るような配置で、あらゆる方向から見ることが出来たのも良かったな〜と思いました。もちろん混んでなかったわけじゃないんですけど、見たい展示を納得行くまでゆっくり見ることが出来たなって感じました。
ちょっと順番が前後しますが会場を出てすぐのアンケートに回答した時、『展示を見るのにどのくらいかかりましたか』みたいな質問があって、4つのうち一番長い回答が『2時間〜』だったんですけど、私特別展見るのいつもだいたい2時間半から3時間くらいかかるんですよ…一番短い回答が30分未満?で「えっ見るのゆっくりすぎる…?」なんて思いました…

さてここでズールの登場です。

ズール全体

ここに住みたいとか言ってた(???)
化石ってこんなに残るもの…!!?!??!けっこう近づいて上からも横からも見られるんですけど、とにもかくにも最高で、このゴツゴツの鎧で体を守っていたのだなあ…と想像力を掻き立てられます。
ここ、ずっとウロウロしてしまっていた…あまりに最高で…

トゲトゲアップ

この写真だとちょっとわかりづらいですが、こちらに向かって生えているトゲのうち一番左が欠けているんです!!そしてそれが治りかけているあともあったんですって!!大興奮ですよ…

棍棒!!かっこいい!!尻尾の先もトゲトゲ!!かっこいい!!!
ゴルゴサウルスとの迫力満点の復元骨格!

良いですね!!鎧竜!!棍棒はあってもなくても私は好き
これだけトゲトゲ、そして分厚く硬い皮骨を持ったやつらを相手にするのは骨が折れたんじゃないかと思います。かっこいいなあ…

タイソンとスコッティ

まだまだ続く大迫力。ティラノサウルスを2体並べるな最高です
びっくりした…あんまり前情報は入れずに、ズールとゴルゴサウルスの迫力満点の展示があるよ〜ってとこくらいしか知らずに入ってまさか2体並んだティラノが見られるなんて。しかもスコッティって確か最大級のティラノだったはずだし、タイソンの方もスコッティには多少大きさは劣るけど実物化石が多いと聞いてもうなんか…ニコニコしてしまいました… ここもずっとウロウロしていた…
タイソン、腕の骨に傷があるんですって。
ちなみにこの2体の間、写真スポットになってました。科博、やるな…

スコッティの横顔シルエット。遊び心があるしカッコいいな…


マイプ

今回もうひとつの目玉になっていたマイプですが、こちらもプエルタサウルス同様まだほんの一部の化石が見つかっているに過ぎないのですね。これもいつか全身骨格と会えたら嬉しいなあ 鉤爪の前腕が非常に好きですね たまりません

科博の恐竜展は最後に必ず大絶滅のこと、そしてそれを踏まえた現代の絶滅動物、絶滅に晒されている生き物を取り上げてくれるのをとても信頼しているのです。
今回は、最後にひっそりと力強く警鐘を鳴らしていたドードー。自分に出来ることは限られているかもしれませんが、それでも少しでも多くの動物がこの先も続いていくことを願ってやみません。出来ることから。

さて、今回もレストランに行けました!あれ、このくらいの時間だったら思ったより入れるかも…もう常連になろうかな…

チョコレートドリンク たまらん

足跡ハンバーグプレート、つい4ヶ月前にも食べたしな…と思ったんですけどやっぱりあまりにも最高のメニューなのでまた食べてしまった。もう毎回これで良いです いつもの

それであの…私今回こそ限定メニューを頼もうと思ってたんです。ズールをイメージしたトゲトゲのパフェ。でも『お召し上がりの時にご注文ください』って書いてあるし、けっこうお腹空いてたし…じゃあ急ぎはしないけど、でもパフェも食べるぞ!って気持ちでハンバーグ食べてる途中でまた品切れになってたんですよ…!!毒展の時とまったく同じことをやってしまった…↓

常設展も少し見てきました!このくらいの頻度で行けると「この前はこっち行ったから今日はこっちに行こう」が出来て良かったです。

マッコウクジラの骨格標本!やっとちゃんと見られた!!

あと、一番の収穫がこの真ん中(050)のアオタイヨウモルフォ!!
049のヘクバモルフォ(タイヨウモルフォ)が2018年に行われた特別展『昆虫』で一目惚れして以来大好きな昆虫なんですけど、なんとなんと、その標本が常設展にあった上に似た青色の種がいたなんて!!
しばらくこの展示の前から動けませんでした。なんて綺麗な夕日と青空。大好きな昆虫がもう一匹増えました。閉館間際に気付いてしまったので、次回はこの標本のあたりを見たいなあ

以上です!今回も大満足!パフェ食べ損ねたけど!!
恐竜博2023の会期は6/18(日)まで!気になっている方は絶対見た方がいい!!