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【おでかけ日記】New Sounds in BRASS CONCERT 2024に行ってきました!

5/7(火)、待ちに待ったNew Sounds in BRASS CONCERT 2024に行ってきました!!最高でした!!!
人間、良い意味で気が昂ると熱くなるのを久しぶりに思い出させてもらえました。最初に書くのそれ?っていう感じですが、終わってすぐ家族に連絡した時も開口一番『生きてて良かった〜!!』だったんです。
吹奏楽大好きなまま部活を引退できたから、10年以上経っても大好きな気持ちでこうやって演奏を聴きに行けたのが幸せだな…
あと、現役時代にもずっと勉強させてもらっていた楽団の演奏を生で聴けた感動がすごい。あの頃札幌にいたので、東京のプロ吹奏楽団の演奏を聴きに行ってるなんて当時の自分に教えてあげたいです。

座席のはなし

前回記事にも書いた通り、今回はクラウドファンディングの支援のリターンとしてのチケット購入という形で演奏を聴きに行きました。
そのチケットの座席は一律S席。S席なんて人生で座ったことのないので申し込む時すごい緊張したのですけど、良い席は良い。身を持って体験しました。

ちなみにこれは笑い話なんですけど、クラファン申し込みの時に座席のおおまかな指定が出来て、トロンボーンを特に見たかったし聴きたかったので右側の席を申し込んだのを完全に忘れていてチケットが届いた時に「この席だったらトロンボーン見放題だ!!」と大騒ぎしていました。それは希望をちゃんと聞いてもらえたからだ…

開演前のはなし

数人でいらしている方が多そうな中ひとりで居たので若干そわそわしていましたが、そこかしこから聞こえてくる吹奏楽関連の会話でこの会場が吹奏楽好きさんに溢れていることがすぐにわかりました。この曲吹いたことあるとか、この方の編曲はほんとうに良いとか、この頃みんなこの曲を吹いていたとか、この曲今度吹いてみたいとか、わかる…
学生さんも多く見かけましたけど、老若男女様々な方がいらしたように思います。さすが長く愛されているシリーズと楽団。

会場と同時にホール入りしていたので座席でまったりパンフレット見たりしてたのですが、結構はやいうちから後ろの音出しの音が聞こえていて、始まる前から気持ちマックスでした。あの雑多な音出しの音はきちんとした演奏と違う、経験者に想起させるものがあるんですよ…

演奏のはなし

今回のコンサートは、連綿と続くNew Sounds in BRASSシリーズの最新リリースCDの曲とクラファン支援者からのリクエスト曲から成り立っていました。

まずは最新リリースCDの曲。
一曲目の『ディズニー・メドレー・リターンズ』のイントロでぶわっと気持ちが上がり、涙でべしょべしょに。いや、え、早すぎないか?1曲目にディズニー曲というほとんどの人がわかる曲のメドレーを持ってきているのも大正解だと思いました。
良かったのが『SPY×FAMILYメドレー』と『YOASOBIメドレー』!
SPY×FAMILYはアニメは視聴していないのですが曲とその編曲がめちゃめちゃ格好良くて、息を飲みました。こんな格好いい曲使われてるの!?とアニメも気になってしまった。
続く『YOASOBIメドレー』、聴き込んだ曲のメドレーは嬉しい!吹奏楽編曲になるとこんな感じになるのか〜!っていうのを久しぶりに体験したし、このメドレー吹きたすぎる!絶対楽しいし格好いい編曲!元の曲もそうなんですけどアイドルの盛り上がりがすごく良かった。
あとそう、『マンボ・メドレー』!この曲嫌いな人いないでしょ…(でかい主語)トロンボーン担当ではありましたがパーカッションの主張が強い曲がとっても大好きなので、これをノリノリで聴けたのが嬉しくてたまりませんでした!『アフリカン・シンフォニー2024』とかもそうですね。ティンバレスの音が心地いい。

続いてクラファン支援者からのリクエスト曲。
演奏曲が発表された頃から思っていたのですけど、吹奏楽好き全員大好きでしょ(とてもでかい主語)って思える4曲でした。『ディープ・パープル・メドレー』『シング・シング・シング』『サウス・ランパート・ストリート・パレード』『オーメンズ・オブ・ラブ』ですよ…??字面見ただけでやったー!!ってなる曲たちばかり。
『ディープ・パープル・メドレー』以外の3曲は演奏経験がありまして、なんというか、吹奏楽好きが絶対知っているような曲をちゃんと演奏させてもらえてたんだなという感動も同時にありました。『ディープ・パープル・メドレー』は某大学の定期演奏会で聞いて一瞬で惚れた経緯があります。トロンボーンのソリが格好良すぎるので。
ちなみにこれも笑い話なんですけど、私はこのリクエストに悩みすぎて気付いたら投票期間が終わっていました。なにをやっているんだ…
特に思い入れがあって大好きなのが『シング・シング・シング』『サウス・ランパート・ストリート・パレード』!!大好きな曲をこんな贅沢な空間でしっかりがっつり楽しませてもらったのが本当に幸せ!

そして最後のアンコールは『ベイ・ブリーズ』。
お恥ずかしながらこの日に初めて聞いたのですが、会場でも仰られていた通り『宝島』の正当な後継曲!聞いてすぐに真島先生の曲だ!!と感じましたし、大好きになりました。吹奏楽から離れて久しい中、大好きな曲が増えるのは嬉しいことでした。
めちゃくちゃ吹いてみたい!絶対楽しい!でもあの…『宝島』の「H」に当たるようなところは吹いたこともないのに聴いてて緊張しました。『宝島』を知る世の中のトロンボーン・トランペット経験者の皆さんに伝われ…
『宝島』も愛されている曲ですね〜

総括

今回のプログラム、メドレーが多かったので曲目以上にたくさんの曲を聴いていたような気持ちです。それからさすがポップス楽曲と言いますか、ソロが多くて贅沢な気持ちになっていました。
東京佼成ウィンドオーケストラは良い意味でニュートラルな演奏をする楽団だと思っていて、だからこそ吹奏楽コンクール課題曲の参考演奏も多く手がけているのでしょう、その点で自分はすごく安心して聴くことが出来ました。
音量の幅も素晴らしかった…(学生時代重ね重ね言われていたので、こういうことかと10年以上越しに実感)

自分が離れて知らなかっただけで、たくさんの演奏会を開いていることも知れたので、今回だけにとどまらず是非また聴きに行きたいと強く思わせてもらえました。
応援の気持ちで行ったコンサートでしたが、生きる活力を逆に頂いてしまった気持ちです。それもたくさん!!
これからも、東京佼成ウィンドオーケストラ、New Sounds in BRASSシリーズ共に長く続いていってほしいです。応援しています!