半年ぶりのブログ_2017.08.16

2月5日から半年。

半年ぶりのブログ。

そして、自分が日本を飛び出してからちょうど一年。

この半年間、First yearが終わりsummer vacationに入って

日本に一時帰国した。

日本に帰って感じた

     「海外での一年間の大きさ」

これは、自分に対してpositiveな印象も、negativeな印象も与えた。

日本という国を客観的に見るようになった。

日本を世界の国の一つとして見るようになった。

自分が世界に生きる一人だと思えるようになった。

日本は、生きやすすぎる国なんだ。

      24時間空いている店が乱立する街

      蜘蛛の巣のように張り巡らされた交通網

      財布を落としても帰ってくる治安

そのすべてが、人を甘やかす

一方、そこに生きる人間はどうなのか

 彼らは、みんなまっすぐな目をしている

 いい意味でも悪い意味でも

  とにかく、日本の社会の中で生きていくためには

  体の力を抜いてはいけない

そんな社会に生きていると、どうしても瞳孔がきつく締まってしまう

一年ぶりに学校を訪問した。

 みんな、そんな社会で生きる大人の目に近づいているように見えた

 みんな、目が光って見えた。

でもそれは、

子供のころのような金色で光を乱反射しているような輝きじゃなくて、

自分の生きていく道を見据えた野性味を帯びた深みのある輝き。

みんな、かっこよく見えた。

みんな、まっすぐに自分の目標に向かっていた。

こんなに、生きやすくて人間に与えられた仕事が少ないからこそ

自分の存在価値、役割をつかみにいかなければならないんだ。

その争奪戦争に繰り出した戦士たちの目を見た。

そんな日本から離れていた自分は、一年でどう変化したのか。

自分の、瞳孔は開き切っていた。

異文化というパンチを食らい続けて、どんな光も網膜を刺激した。

その結果、ちょっとやそっとの異文化は、脳に大きな印象を与えない。

これは、UWCにいる以上仕方がないし、悪いことではない。

でも、日本で戦う友達に今の自分はどう映ったのか。

そればかり気にしていた。

もちろん彼らは、そんな自分の存在だけでは

その強い意志を揺らがさいということは十分わかっている。

でもなにか、その目つきに今の自分とは違うものを感じてしまった。

それは、お互いにとって悪いことではない

でも、一つ言える。

お互いに、何かしらの変化を経験して、お互いの中にその変化を見出した

これはまぎれもなく事実だったと思う。

そしてもう一つ、日本で感じたもう一つのこと。

それは、自分を今まで取り巻いた環境の価値。

恵まれていた、そして、恵まれている。

自分の人生は、自分だけで築きあげたものだとあまりにもひどい勘違いをしていた。

でも、違った。

周りの人がここまで自分を大きくしてくれた。

ちょうど一年前に、自分が描いた理想の自分。

そこには、まだまだ届かないけど、そこに着実に近づいていきたい。

誰にもまねできない人生を歩みたい。

そんなことを感じた半年、そして一年。

もっともっと、チャレンジしていかなくちゃ。

また、UWC、コスタリカでの一年が始まった。

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