語学オタクのアラ還主婦のスマホひとつで海外旅行〜其の二〜

こんにちは。ペーパーガイドのGerryです。

無事に飛行機とホテルの手配を済ませ、いよいよ出発・・・。
おっと、その前にもうひとつ大事なことを忘れていました。

お金、どうやって持っていきます？？

現金💰？カード💳？

アラ還主婦Gerryの若い頃には、トラベラーズチェックという旅行専用の小切手がありました。現地通貨のトラベラーズチェックを国内で事前に購入してサインをし、使う時にさらにサインをして現金と同じように使うというもの。2カ所の本人のサインがないと無効なので、無くしても人に使われる心配がないと、当時はずいぶんと利用されていたようです。クレジットカードが普及したため2014年に販売が終了となり、現在では新規購入はできないみたいです。もはやトラベラーズチェックという言葉は死語なのか・・・。

持って行くならクレジットカード？

皆さんのお財布に１枚は入っているクレジットカード、これがあれば大抵は事足ります。ヨーロッパはカード社会です。日本より、ずっと進んでいる感じがします。交通機関でも、レストランでも、おじいちゃんがひとりでやっているような小さなお店でも、カードが使えます。

今回行った、アイルランド、英国、フランス、どの国でもタッチ決済のできるカードリーダーがあり、サインも暗証番号入力もなしに決済することができました。

便利すぎん？？

空港で両替とか、事前に日本で両替とか必要ありません。現金いらないもの。

ロンドンではタッチ決済のできるクレカなら、そのカードを交通系ICカードのように使って電車にも乗れます。日本ではこれからようやく実証実験行われたってところですけどね。このシステムは見習うべき！

便利なクレカですが、問題は請求書が来る時期。請求が来るのが１ヶ月後とかなんですよね。
そのころに請求書を見ても、どこで何を買ったものなのか大抵忘れています。ちゃんとレシートを保管し、買ったものをメモでもしておけばいいんでしょうけれど、そんなことやらないですよね？（ズボラな私だけ？）

デビットカードが便利

今回私が持って行ったのは、SonyBank のSony Bank WALLETというデビットカードです。日本円で入金してある自分の口座から、買い物をした瞬間に引き落とされるというアレです。海外旅行慣れしている友人から勧められました。買い物をした時のレートで即座に引き落とされ（多分手数料込み）、すぐにメールで利用状況を知らせてくれます。ユーロで買ってもポンドで買っても、メールには日本円でいくら使ったが記載されています。（お店によっては現地通貨か日本円かどちらで払いたいか選ぶ必要があります。）

カードを使う度に届くメール

これなら今自分がいくら使ったのかが日本円ですぐにわかるし、メールをチェックしていれば他人に不正利用されてもすぐに発見できます。

口座の残高はアプリで確認できますからね。使いすぎ防止にもなります。また、落としたり取られたりしてもアプリで即座に利用を停止することもできます。

便利すぎん？？？

しかもキャッシュバックキャンペーンやってて、使った金額に応じて上限5000円までのキャッシュバックもあるというから、なんとも嬉しい限り。今回は結構使ったのでどれだけキャッシュバックしてくれるのか楽しみです。（なんかSony Bankの回し者みたいになってきた・・・💦）

現地通貨での引き出しもOK

どうしても現金が必要になった場合はどうしましょ？両替屋さんを探して両替しますか？こういう時はATMを探して自分の口座からお金を下ろせばいいんです。今回のデビットカードはVISAデビットなので、VISAと書かれているATMを見つけたら、日本でやっているのとほとんど同じ動作で現金を引き出せます。通貨を指定する手間があるくらいで、それほど難しくありません。ヒースロー空港で試しにやってみたら、10ポンドを引き出すことができました。

両替と比べてどちらがお得かはわからないのですが、急に現金が必要になった時、両替商よりはATMの方が見つけやすいので、こちらの方が便利かなぁと思います。

現金はほぼ必要なし！

今回の旅行で、現金が必要になった機会はありませんでした。電車、バス、お土産屋、レストラン（チップもカードリーダーで金額を指定してそのままカード払いできる）、ホテル、スーパー（カード払い専用のセルフレジもある）、美術館、博物館、すべてでカード払いが可能でした。いやもう、楽ちん！

以前行ったトロントのスーパーで、高額紙幣で支払いをしようとした時のこと。店員さん達が集まって私が出した紙幣をためつすがめつ眺めながらあーだこーだと話を始め、偽札じゃないのかというような目でこちらを見てきたことがありました。高額紙幣を使おうとしているアジア人→怪しい→偽札か？ってことなんでしょうかね。現地に住む友人には「そんな高額紙幣使う人なんかいないよ、そりゃ怪しまれるわ」と言われましたが。

今回はそのような不快な目に遭うこともなく、ストレスなしでお買い物することができました。

ありがとう、デビットカード！！
名前もDavidみたいでいい響きじゃないですか！！
これから海外旅行に行かれる方、ぜひ１枚作っていかれることをお勧めします。

ただ、一つ残念なのがApple payで使えないこと。iPhoneのWalletに入れていこうと思ったのですが、Apple payには対応していないので入れることができませんでした。無念じゃ・・・。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
ちなみに私個人はSony Bankの関係者ではございません（笑）。

次回はアイルランドのお話にお付き合いください。