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語学オタクのアラ還主婦のスマホひとつで海外旅行〜番外篇 其ノ壱〜

こんにちは。ペーパーガイドのスコーン大好きGerryです。
アフタヌーンティーのお話を書いたので、今回はちょっと脇道へ。

スコーンこぼれ話

皆さま、スコーンはお好きですか?
スナック菓子のスコーンじゃあないですよ、もちろん(笑)。

アフタヌーンティーに欠かせないケーキでもパンでもビスケットでもないスコーン。

サーターアンダギーや開口笑みたいにパカっと割れているのがいいスコーンだとか。

clotted cream〜クロテッドクリーム

スコーンは日本のカフェなどでも出されていますが、多くの場合、生クリームとジャムが横に添えられていますね。ジャムはイチゴが多いかな。

英国では生クリームではなく、クロテッドクリームが使われます。

クロテッドクリームとはスコーンに添えられる英国の乳製品です。バターほど硬くなく、生クリームみたいに白くない。日本じゃあんまり馴染みがないですね。

絶対こうでなくちゃならないってことはないんですけれど、スコーンにはクロテッドクリームが添えられていると個人的に「おおお〜〜〜❤️」となります。

クロテッドクリームは、英国デボンシャー地方に伝わる伝統的なクリームです。 一般的には、脂肪分の高い牛乳を弱火で煮詰めて、表面に固まった乳脂肪分を集めて作られます。乳脂肪分は、 バターと生クリームの中間の60%前後です。

中沢クロテッドHPより

ちなみに、クロテッドとはclotted〜凝固した〜という意味です。clotted creamとは乳脂肪分が固まったクリーム状のもの、ということでしょうか。

一度クロテッドクリームとジャムをのせたスコーンを食べると、もう生クリームには戻れません(笑)。日本でも手に入るので、クロテッドクリーム未体験の方はぜひ探してみてください。大手スーパーや輸入食品を扱っているお店で手に入ると思います。

400円/100g前後で売られています

乳脂肪分の高い生クリームを消毒済みの瓶に入れてよく振り、生クリームより固く、バターより柔らかい状態にしたらクロテッドクリームもどきが出来ます。こちらもお試しあれ。

lemon curd〜レモンカード

そして、もう一つのスコーンのお供がレモンカード。

レモンカードとは英国のスプレッドのことで、レモンの搾り汁、砂糖、バター、卵から作られます。クリームのようにトロトロで、ジャムのように甘く、そしてレモンの酸味も感じられる英国では定番のスプレッドです。

レモンカードは日本でも手に入りますし、手作りも可能です。

カードとはcurd〜凝固物〜という意味です。あれ?clottedも凝固したという意味でしたね。凝固したものがお好きなんですね、英国の皆さま。

フォートナム&メイソンでのアフタヌーンティーにはクロテッドクリームと苺ジャムとレモンカードが添えられていました。

これぞ英国🇬🇧。

cream tea〜クリームティー

紅茶とクロテッドクリームとスコーンの組み合わせを、英国では「クリームティー」と呼び、スコーンの他にサンドイッチやケーキも一緒にいただくのを「アフタヌーンティー」と呼んでいます。

スコーンも比較的簡単に作ることができます。様々なレシピが出回っています。自宅にオーブンがあれば焼きたてのスコーンが食べられますよ。

スコーンを焼いて、クロテッドクリームとレモンカード、いちごジャムを準備。お茶はポットで淹れましょう。ミルクもお忘れなく!

アフタヌーンティーよ入りもお手軽なクリームティーなら自宅でも楽しめそうです。優雅なティータイム、いかがですか?

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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