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語学オタクのアラ還主婦の英語修行〜英検ライティング篇〜

Gerryです。今回も書く修行についてのお話。

ライティングは本当に苦手だったなぁ。思えば高校生の時にもライティングの時間があったけど、全然楽しくなかった・・・。先生も苦手だったし。(先生は悪くない)

問題集を手に入れる

さて、なんとか日本語でエッセイらしきものが書けるようになったとはいえ、まだ英語になっていません。そこで私が頼ったのが「英検1級英作文問題完全制覇」という問題集です。(写真右端)様々なトピックに対する賛成意見や反対意見、いろんな方向から見た意見がたくさん実例として英語で書いてくれてあるのです。エッセイの構成の説明があり、3つの理由とその説明の段落としてそのまま使えるコンテンツブロックが多数載っています。日本語と英語の両方で書かれているのが嬉しいですね。それから問題集。どんな問題が出されているのか、模範解答はどんなふうに書かれているのかを知るには必須アイテムです。

「英検1級英作文完全制覇」なんてありがたい本なんでしょう!

本屋さんでこれを見つけた時、これぞ救世主だと思いました。短期間でエッセイを書く力をつけるには、まずは真似ることだと思ったんです。いろんなトピックについて、すでに書かれているものをとにかく真似る。絵描きの卵がプロの絵を模写するのと同じです。本を購入して、とにかく書きまくりました。

真似る、写す

天声人語を写して文章力を鍛える、なんてのがありましたね。あれと同じです。

ただ写しているだけなんですが、段々と書き方のコツみたいなのがつかめてきたんです。自分では思い付かないような構文とか、英語らしい表現とか。真似できるものはどんどん真似ようと、ひたすら書き写す日々。気に入ったコンテンツブロックは大方写したと思います。英字新聞の記事からも、これはと思える文をたくさん書き写しました。ノートに書き殴るのは勿体無いので(主婦なもので・・・)裏紙にどんどん書いていきました。特に関係代名詞、分詞構文、無生物主語の文などは読めるけれど自分ではなかなか書けないものです。どんどん真似をしました。ですから私がやっていたのは

英作文ではなくて英借文でしたね。

自分が言いたいことを誰かが書いてくれていたら、それを拝借して、真似をして文の構造や単語選びなどを学んでいく。このやり方が私にはあっていたと思います。単語を入れ替えたり、修飾語を変えたりして段々と自分のオリジナルにしていく。こんなふうにして自分の考えを英語で表現できるようになっていきました。いろんなところからいろんな文を拝借しましたね・・・。(パクったなんて言わないでください!修行の一環です)

1級のライティングですから、中学生レベルの短文を並べるだけでは高得点は狙いにくいと思います。ある程度まとまった長い文を間違いなく書けるというスキルは身につけておくべきだと思います。そのためにはまず正しい型をしっかり学ぶこと。良いお手本を写すことが近道なんじゃないかな。

書きまくる

たくさんの模写をしていたら、だんだんエッセイらしきものが書けるようになっていきました。まあ、よそから借りてきたものの寄せ集めなんですけど、それでも自分で英語でエッセイが書けたというのは大きな自信になりました。

ここまできたらあとは書くだけです。問題集にあるトピックについて、以前に書いた日本語メモを参考に、今度はノートにどんどん書いていきました。自分が書いたエッセイがちょっとずつ増えてくると、なんだか嬉しくなって書くことが苦にならなくなってきたのは嬉しかったです。

書くことに慣れてきたらノートではなくて実際に使われているような解答用紙に書いていきました。語数制限があるので、どのくらいの分量を書けばその語数内に収まるのかを身体で覚えるためです。試験中にいちいち何語書いたかなんて数えていられませんからね。文字の大きさを一定にすれば、何行埋めれば大丈夫かというのは大体わかってきます。

1つのエッセイを仕上げるのに最初は1時間くらいかかっていたのですが、慣れてくるに従って半分の時間で書けるようになりました。実際の試験の際には25分程度しか時間が取れないと思うので、最終的には25分以内で書き上げる、というルールにして練習を続けました。この頃になると数えなくてもほぼ制限内の語数で描けるようになってました。

これまでの人生で1番英文を書いた時期でしたね。やってやれねぇことはねぇ!!

どうなることかと思われた英語でのエッセイでしたが、なんとか形にするところまで持っていけました。やればできるもんですね。さて、次回は書き上げたエッセイのチェックについてです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
♬修行は続くよ、どこまでも♪♫


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