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初夢

宇宙船に連れて行かれるんだけど、宇宙人があんまり友好的じゃなくて悲しかった、とか、古田新太が学校を案内してくれるんだけど、崖があって向こう岸に渡れなくて「ここから先は一人で行け」といきなり突き放してくる夢とか、幸せな夢をあまり見ない私にとって、今年の初夢はありがとう百万遍だった。

二人の精霊というのが出てきて、

“1人でやってると思い込んでることは、実は同じ瞬間にいくつもの存在が寄り添って、一緒にやってくれているのだ”

ということを、可視化して、私にもわかるように実際にやってみてくれた、という内容で、

夢の中で私は、机に向かって仕事をしている。

するとその精霊という存在が、同じ作業を同じタイミングで、もしかしたら私以上に熱中して行ってくれる。

私もますます集中して仕事をするけれど、同時に、精霊の存在もしっかり感知していて、私は自分の体の中と外を行ったり来たりしながら、没頭と観察を同時に行ってる。

全体性を持ったまとまりのある多次元同時行為を、メタ視点でしっかりと知覚したまま、熱中を手放すことなく仕事が行われていくのだ。

それはそれは素晴らしい体験だった。

夢の不思議が、目覚めても体験として細胞に残っている場合、それは紛れもなく「リアル」に転換するのだ、ということを、今年の初夢は教えてくれた。

今までの私の夢ナンバーワンは、クランクイン当日に撮影すっぽかしてニューヨークデートをしてくれる菅田将暉君の夢だったんだけど、彼の澄明な美しさに眩暈を覚えたほどのその夢を、初夢2020は見事に霞ませて、次元超えの学びをくれた。

ちなみに、精霊たちは、良い夢を見る方法を教えてくれたのだけど、

私たちは、夢の中で細胞の修復や学ぶべきことの習得をしているが、それを電気製品が阻害するらしいので、夢の質を高めるためには、電源を抜いて眠ってほしい。特にスマホの電源は落としてほしい。

とのこと。

今年からはスマホの電源を落とし、めざまし時計をセットして、眠ろう。


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